東方サークル学序論
本記事はN.B.SQUAD Advent Calender 2023の9日目の記事になります。
前日の記事はこちら!
体調不良を押して絵を描いてブログまで書いてる…!?凄まじいですね…お大事に。
絵とか自分で描けたら幸せだろうなとか考えてちょっと描いて見たことがあるのですが、絶望的にセンスがなかったので諦めました…
そして自分も読んでから気がついたのですが、去年も夜傘シシさん→らいぞえさん→自分の順番だったんですよね。なんという偶然。
お久しぶりです。去年に引き続き今年もアドカレ書かせていただきます。
お初の方向けに改めて自己紹介をしましょう。
自己紹介
NBS所属2年の「不死鳥」と申します。
自分のX(旧Twitter(以降Twitter))と馴染みが薄い人は「八咫烏」の方が見覚えがあるかもしれません。不定期で東方イベントを開催してる人です。先日もイベントをやってました。
去年書いた記事はここに貼っときます。初参加なのにトリをやらされたり、大切なゲームのサービス終了だったりと色々あったのでだいぶボリューミーです。
25,000字以上あるので全文読むのは時間ある時で大丈夫です。本文で去年の記事を読んでくれ的なことを書いたので、それを見に行く時にでもご活用ください。
リンクがアホほど多いせいか、私のスマホだと重ずぎてサーバーが耐えきれずに落ちるので、同じ状況に陥っている人はパソコンで開くことを推奨します。(すまぬ)
追記:
タイトルから分かるように、今回の内容も東方がメインです。そして今回は去年の記事の続編というイメージで終始書いていました。従って、去年のこの記事を読んでいる前提で話を進めています。
去年の記事もこの記事も、お世辞にも短いとは言えないので強制はしませんし、この記事だけでも読めるようにはしています。その上で、去年の記事を読んでからこの記事を読んでもらった方がより楽しんでいただけると思いますので、まだ読んだことがなくて時間がある方は、ぜひどっちも読んでくれると嬉しいです。
そもそも東方って何?アレンジってなに?って人は去年の記事の「0,記事を読む前に」を呼んでから戻ってきてください。
閑話休題。自己紹介に戻ります。
私は去年サービス終了してしまったスマホゲーム「東方ダンマクカグラ(以下ダンカグ)」から音ゲー世界に入門し、現在ではスタンドアローン版「東方ダンマクカグラファンタジアロスト(以下ファンタジアロスト)」のリリースを楽しみに、日々音ゲーの地力向上に努めてます。(去年の記事もダンカグの話です)
現在のメイン機種はチュウニズムで、他にもmaimaiオンゲキとSEGA3機種を重点的に触ってます。他には軽くですがプロセカ、Arcaea、稀にコナミゲーをやったりもします。直近の目標としてはセガ3機種の虹レですね。maimaiが一番時間かかりそう
概要
さて、今年はアドカレでは何を書くのか…去年からの予定では年内リリース予定だったファンタジアロストについてのレビューや感想を書こうと思っていました。そんな中、8月6日のダンマク祭でリリース日が2024年の2月8日と発表されました。
もう一度言います。2024年の2月8日と発表されました。年内とは…?
まあその分高い完成度を期待させるPVと激アツ書き下ろしテーマソング「ロストファンタジア」(閑話1にリンクがあるので、まだ聞いたことがない人はぜひ)も発表されたのでとりあえずよしとしましょう。
さて、ここで問題になるのが、当初このアドカレで書く予定だった内容が全部おじゃんになりました。ナンテコッタイ
代案をと色々考えました。普段東方関連でしか前に出ないので、せっかくだし東方以外の趣味で書いても面白いかもとか本当に色々考えました。(艦これ布教や今年に入って知った音ゲー曲まとめとか、兼部している将棋の話とか。)
ただ、浮かぶには浮かぶんですがちょっと記事にするには内容が薄い気がして全部没にしました。(そういえばオムニバスとして全部話してもよかったのか。後の祭りだけど)
そんなこんなで、やっぱり東方しかない!という結論に至り、改めて東方でネタを探し始めました。
そんなこんなで気づけば…
2週間ほど経過してました…\(^o^)/
難しく考えすぎなのかもしれない。
そんなある日、高校時代から東方を語り合ってきた友人との通話で、東方アレンジサークルについて語り合っていた時に、ふと思いました。
NBの人は果たして東方のサークルをどれくらい知っているのだろうか…?
知っている、聞いたことはある曲が音ゲーであったとしても、それをアレンジしたサークルまでは知らなかったり、サークル単位での曲の繋がりをしっかり把握できている人は少ないのではないか…と予想しました。
ならば!前回はダンカグを通しての曲主体の布教文だったので、今回は視点を少し変えて…
『東方アレンジ楽曲を制作しているサークル』に焦点を当てて記事を書いていこうかなと思います。
誰もが知ってる有名どころから、音ゲーは愚か界隈に軽く触れた程度ではなかなか出会えないマイナーどころまで、時間の限り綴っていこうかなと思います!
…と言っても、私の知識にも限界があるので、私も調べながら書いていきます。
同時に私自身も新しいアレンジ楽曲を探しながら楽しんでやっていければと思います!なので今回の構成はとしては、本文では私が以前から聴いているサークルをそれぞれ紹介をして、閑話では本文からはあぶれてしまった、今回紹介しきれなかったサークルやその好きな曲、サークル間やゲームとのコラボ楽曲を紹介していこうと思います。
今回は内容の関係上大量の曲を紹介していきますが、全てにリンクを貼っていくとのブログ自体がめちゃくちゃ重たくなることを前回で学んだので、曲名は青文字で表記し、リンクも1サークル最大1つに絞ろうと思います。
聞いたことない曲や、気になる楽曲を見かけた際は、つべかニコ動で「サークル名 曲名」で検索すれば大体出てくるので、都度聴きに行ったり、別媒体で曲を聴きながら読んでいただければより楽しんでいただけると思います!
我儘を言えば全部調べて聞いてほしいですが…
ということで、だいぶ前振りが長くなってしまいましたが、目次です。
今回は去年以上に長いです。読む際は十分な時間を確保するか、目次を使いながら分割して読むことを強く推奨します。
サークル紹介(前半)
1、幽閉サテライト・少女フラクタル
概要
こちらのサークルは東方三大サークルの一つに数えてもいいくらいには非常に有名なサークルですね。愛称は「幽サテ」。
やはりの人気の火付けはサークル「満福神社」さんの作成した二次創作アニメ『幻想万華鏡』のOP、EDを担当しているのがかなり大きいでしょうか。色は匂えど散りぬるをや華鳥風月、月に叢雲花に風あたりはもう多くの音ゲーにも収録されているレベルにトップの人気を誇る楽曲ですね。
メンバー
現在のメインボーカルはMarciaさん。2019年から担当されていますが、それ以前までのSenyaさんが担当されていた期間が幽サテが現在にも語り継がれる楽曲を発表していた時期だったためか、Marciaさんに変わった時のネットでの戸惑いが大きかったのが印象に残ってます。特にダンカグにヒトリシズカが実装時のボーカルはMarciaさんが担当したのですが、この楽曲が発表された時のボーカルがSenyaさんだったためか、ユーザーのSenyaさんを望む声が爆発し、当時Twitterで少し物議を醸してました。
一個人の意見になってしまうのですが、確かに人気だったボーカリストがいなくなってしまって悲しいのはわかりますが、だからこそ我々には受け入れる心が必要ではないのか!と思います。
さて、だいぶ話が逸れましたが、こちらのサークル、兄弟サークルが存在するのはご存じでしょうか?『幽閉カタルシス』というサークルを別名義で持っていて、こちらではボカロや艦これアレンジなど、東方アレンジ以外を作成しています。幽閉カタルシスについて語るとことは今回の記事の内容から逸れてしまうのでこれくらいにしておきますが、ボカロが好きという方はぜひチェックしてみてください。
次に、姉妹サークルの『少女フラクタル』を紹介しましょう。
幽閉サテライトとの違い
幽閉サテライトとの共通点は、サークル創設者が同じ人物であり、故に兄弟や姉妹と言われているわけです。
少女フラクタルも主に東方アレンジを作成しているサークルなのですが幽閉カタルシスと異なり、ボーカルをMarciaさんではなく二羽凛奈さんと咲間咲さんの二人が担当しています。楽曲の制作メンバーは幽閉サテライトのメンバーと共通しているのです。名義上は幽閉サテライトとは別なので分けて紹介しようか悩んだのですが、創られる楽曲の系統や性質が似ているので今回はまとめて紹介させていただきました。
有名どころだと彷徨いの冥や、チュウニズムをやっている人なら知っているかもしれないポーカーフェイス、あれも少女フラクタル名義で発表された楽曲です。
楽曲について
だいぶ前置きが長くなりましたが、楽曲についてです。
全体的に幻想的な雰囲気を醸し出しつつ、ストーリー性のある歌詞や原曲の元となっているキャラクターについての楽曲が多いです。いわゆるガチ曲の作成がほとんどで、その音や世界観にはいつも引き込まれそうになります。
有名なところだと無邪気さの上書きや嘘つきフォルテッシモ、三千世界、零れずの願いゴトあたりは昔からある良曲ですね。前述の幻想万華鏡関連楽曲だと泡沫、哀のまほろば、果てなき風の軌跡さえ〜破〜、夜桜に君を隠して、残響は鳴り止まず、共鳴しない愛のカタチとかはよくリピートしてます。ちょっとマイナーな曲からだと感染経路、鳥居の向こうの夢蒔絵、名残鳥、Who Am I?、カフカなる群青へなどでしょうか。自分は最近だと森羅万象に触れてをまた聴いてます。幽サテさんはCDを買うくらいには大好きなので曲をあげていったらキリがないのでここまでにしておきますが、いずれの楽曲も幻想的な楽曲と綺麗な歌声がマッチしていて聴いていて心地が良いのでぜひ調べて聴いてみてください!
最後に個人的一押し楽曲をぶん投げておきます。
曲名は炸裂アイロニー、原曲はネクロファンタジアと東方妖々夢〜Perfect Cherry Blossom、ボーカルはsenyaさんです。(本家は見つけられませんでした)
幽サテが好きな人は聴いたことがあるかもしれません。紫絡みのアレンジ楽曲は本当にハズレがない…!このあとも何回も言うので覚えておきましょう。ネクロファンタジアは神曲です。同じくらい好きな曲のニヒル神楽と悩みましたが、原曲が旧作のものより親しみやすいかなということでこっちにしました。まさに幻想的な雰囲気を感じられる楽曲となっています。
2、森羅万象
概要
こちらのサークルは東方三大サークルの一つに数え得るサークルですね。
去年も言いましたが、コミケだと壁サー常連です。愛称は「森羅」。東方アレンジをメインに活動するサークルですが、東方アレンジ以外の楽曲も作成しており、最近チュウニズムのガチ恋ラビリンスは森羅が書き下ろした曲だと知りました。正直東方以外に関しては疎いのでここで言及することは避けますが、楽曲の雰囲気は一貫しているので調べてみるのもありです。
メンバー
メンバーは作曲編曲を担当しているサークルの代表かつ創設者のkaztora(カズトラ)さん、ボーカル担当のあやぽんず*(あやぽ)さんとあよ(あよ)さん、作詞担当のazukiさん、編曲ミックス等担当のHedonistさんの4人で構成されています。
(以前まではベースと製作を担当していたpiraさんもいましたが、アルバム「シンクロ4」を作成を持って脱退しました。)
広報として配信でライブをしたりゲームをしたりしており、括弧内は配信などでの愛称です。余談ですが、以前東方二次創作サークルの面々で飲酒アモアスをやっていた際にあやぽんず*さんがあやごまだれやあやすしずなどと呼ばれていじられていました…お酒の勢い怖い
冗談はさておき、サークル間での交流も積極的で、たまにコラボして楽曲を制作、歌唱していたりもします。(後述)
楽曲について
さて、楽曲について触れていきましょう。
基本的には明るい曲調の曲が多いです。特にあうんどばいみーや全力ハッピーライフなどの応援ソングはボーカル二人の声と非常にマッチしています。
その一方で、My Heart Rateや純情アルメリアのような恋愛ソングや無間嫉妬劇場『666』、無意識レクイエムのような少しホラー寄りの楽曲を創ったりもしています。
このように作る楽曲が多彩であるために他サークルとの共同制作も多く、インターネットサバイバーやアイヲカタッテドウジンアイなどはイオシスからまろんさん、クークリからまりおさんを集って作られた楽曲です。イオシス、クークリは後述してますのでそちらをご覧ください。
他には有名どころだと回転や悪戯センセーション、有頂天ドリーマーズあたりでしょうか。ちょっとマイナーどころだとははうさぎやエピック・リカバリー、シアワセエゴイストあたりもおすすめです。ぶっちゃけ上であげた曲たちも結構人気曲の部類なので聴いたことがあるかもしれません。幅広いジャンルの楽曲を創っているのでお気に入りの楽曲を一つは見つけられると思います。ぜひ調べて聴いてみてください!
最後におすすめ曲をぶん投げて締めましょう。
曲名はM other、原曲は少女綺想曲/春色小径、ボーカルはあやぽんず*さんです!
(公式音源ありました)
原作ではあまり言及されることはない先代博麗の巫女。霊夢との血縁関係でさえ不明瞭ですが、そこに母子関係があると想像…創作した世界を歌った曲です。これぞ東方二次創作楽曲って感じでとてもおすすめです!
3、豚乙女
概要
こちらのサークルは、東方に関わらず幅広い分野で活躍するサークルです。愛称はそのまま「豚乙女」。力強い歌声で気持ちを鼓舞するような楽曲が多く、それでありながら繊細な歌詞や曲調がまた魅力的なサークルです。
結成時は東方アレンジ楽曲をメインに作成していましたが、最近だと東方以外のアレンジやオリジナル楽曲を見かけるようになり、東方サークルというより音楽サークルに昇華した感じかなと思います。
余談ですが、NBの面々に豚乙女の楽曲を尋ねると、ボルテに収録されてる「真っ白な靴」を推される気がするんですが、もしかしてこれってオセアニアでは常識だったりします?
メンバー
メンバーは3人で、ボーカルのランコさん、作編曲やレコーディング担当のコンプさん、CDジャケットやイラストなどアートワーク担当のランコの姉さん(マジの姉)で構成されています。
ピアノのパプリカさんというメンバーもいましたが、2020年末に脱退してしまったようです。また、ランコさんは豚乙女に限らず、色々なサークルの歌唱を担当することもあります。凋叶棕などはサークルの体制上よくお世話になっているイメージがありますね。(詳しくは後で)
コンプさんも活動を豚乙女に限ることはなく、例えばスマホゲーム「東方ロストワード」のMV企画を担当しています。こちらも非常に良質な楽曲が揃っています。詳しくは閑話2で語ろうと思うのでその時に。
ランコの姉さんは豚乙女以外での活躍を耳にすることはないので恐らく豚乙女専門の方と思われます。(こんなことやってたよとかあったらこっそり教えてくださいな)
ライブではウサギの着ぐるみを着ていて、キーボードを弾いています。豚乙女の中でも特に目を引くためか支援絵も存在しており、かなり愛されている人…いやウサギですね。あとなぜか響縁のMVでは巨大化して暴れてました。
楽曲について
では楽曲について触れていきましょうか。
もちろん今回は東方アレンジ楽曲に絞ります。音ゲーマーなら待チ人ハ来ズ。や儚きもの人間、囲いなき世は一期の月影などはみたことあるかもしれません。また、SEGA機種にはありませんが幻想のサテライトも名曲です。やるならばボルテかノスタルジア、スマホならグルミクに収録されているのは確認しました。
ダンカグには上記のいくつかに加えて、ソリッド、ファビュラスと最凶姉妹の楽曲も収録されてます。前者は歌詞が、後者はリズムが特にお気に入りです。また下克上々もこれぞ豚乙女といった楽曲なのでおすすめです。ダンカグにはなかった囲いなきはファンタジアロストには収録されるらしいので本当に楽しみです!
他少しマイナーどころだと狂愛〜kyoai〜や遥か遠い空の声、ゆらら紙芝居などがおすすめです。全て公式にMV付きの動画があるのでぜひ聴いてみてください。
最後におすすめ曲をぶん投げます!
曲名はbirthday、原曲は恋色マスタースパーク、ボーカルはランコさんです。(本家は見つけられませんでした)
マスパのアレンジはアップテンポで音が詰まった曲が多い印象ですが、この曲は逆で、非常にローテンポでゆったりとした曲になっており、どこか寂ささえ感じます。それでもしっかりマスパお馴染みのフレーズもあり、心に沁みる歌詞をしているのでぜひ!
誕生日が近い友人に送ってみてもいいかもしれませんね。(自分は友人に毎年送ってます)
4、魂温泉
概要
こちらのサークルは、サークル名がある有名楽曲に含まれているため、なんとなく知ってる人もいるのではないでしょうか?愛称はそのまま「魂温泉(たまおんせん)」。
ラップ調の楽曲を主に手掛けており、インストからonボーカルまで実に多くのジャンルの楽曲をたくさんの楽曲を創っています。さらには最近の楽曲には過去の楽曲に採用したギミックやオマージュを採用したりと、聞けば聞くほど引き込まれていく楽曲が魅力です。
よく他のサークルともコラボをして楽曲を作成したりもしており、ついには幽閉サテライトとコラボツアーやライブもしています。活躍の幅が広すぎる。
メンバー
メンバーはCore/K'sさんとボーカルのたまちゃんの二人でしたが、2015年末にたまちゃんが脱退してしまい、現在は一人でサークルを背負っています。
ボーカル楽曲を創った際は、らっぷびとさんやytrさん、雨天決行さん等に歌唱をお願いしています。勘違いしてはいけませんが、彼らは魂温泉のメンバーではありません。(自分は勘違いしてた)
ボーカル曲は大体がラップ曲で、巧みな言い回し、ワードセンスには聞き惚れてしまいます。原曲をそのまま生かしたアレンジが多く、聞き馴染んだフレーズが来た時の盛り上がりは最高です。自分はボーカルのイメージが強く、インスト曲をあまり知らないので、これからはもっとインスト曲も聞いていきたいと思います。
楽曲について
では楽曲について触れていきましょう。
先述した有名楽曲、ゆけむり魂温泉IIが一番有名な楽曲になるかなと思います。個人的実際のライブで聞いてみたい曲第一位です。絶対盛り上がる!
他には幻想河童行進曲や天狗の落とし文、星の器などは人気楽曲ですね。愛き夜道やHandsも外せませんね。いずれもラップ調の曲で、聞くだけでテンションが上がります。ゆけむり魂温泉IIのように一貫してラップの曲もテンポ良く聞けて楽しいのですが、愛き夜道のようにバラード調のところパートに挟むように入るラップもまた好きなんですよね。
ここで紹介するべきか悩んだのですが我慢できないので紹介します。以前幽閉サテライトとコラボした際に出たヒトリシズカのコラボ楽曲。これが本当に大好きで今でもずっと聴いてます。これを魂温泉のところで紹介するのはどうかとは考えましたが布教したい欲求が勝ちました。(本家は見つけられませんでした)
【東方Vocal】『ヒトリシズカ (feat.らっぷびと)』「幽閉サテライト x 魂音泉 x 少女フラクタル」 - YouTube
senyaさんの息のこもった歌唱に添えられるようなラップが曲の雰囲気にマッチしてなんとも言えない心地よさを感じます。10回は聞きましょう。
ちょっとマイナーなところも書いておきます。実は聞いたことある人少なそうなゆけむり魂温泉、IIではない方です。(間違えると音もなく処されるらしいのでご注意を)
あとはGame is OverとかはThe魂温泉って感じがして好きですね。あとはさくらさくらや儚、サトリアイもおすすめです。原曲は荘厳な雰囲気を纏っていますがこのアレンジ楽曲はまた別の雰囲気で非常に良いです!
最後にイチオシ楽曲を紹介。
曲名は酔いどれ幻想郷、原曲はさくらさくら〜Japanize Dream...、ボーカルはytrさん、Coroさんです。
幻想郷と言ったら酒!原曲のさくらさくら自体は民謡をアレンジした楽曲のためゆったりとした幻想的な楽曲なのですが、それを宴会風に楽しげにアレンジされています。曲全体のライブ感がまさに魂温泉という感じがしてとてもお気に入りです。
(本家は見つけられませんでした)
5、少女理論観測所
概要
こちらのサークルは、先ほどの魂温泉と同じ個人サークルとなっています。愛称は「ショジョロン」。
主に作編曲を担当し、東方の同人活動を中心にライブでのギタリスト、ゲームのBGMの作成等の楽曲提供やギターの録音、CMの出演など幅広く活躍するサークルです。
よくビートまりおさんのライブにまろんさんと一緒にお呼ばれてされているイメージがあります。自分は最初、手掛けている楽曲の完成度の高さから複数人数で構成されるサークルだと思っていたのですが、実際は一人で運営されていると知ってちょっと驚いた記憶があります。
そんなこのサークルが創り出す楽曲は、ギターを主軸とした曲が多く、その技術の高さが光ります。加えて、編曲にも才気を感じさせるものがあり、一口に原曲のギターアレンジと言っても、王道のロック系だけでなく、しっとりとしているバラードのようなものなど、持てる技術を存分に生かしたギター使いに感動すら覚えます!
メンバー
メンバーはTeraさん一人。ここまでで散々語っているようにプロギタリストです。
楽曲は基本的にOnVocalで、作編曲をTeraさん、リリックやボーカル、アートワーク近辺は外部委託という形をとっています。
公式Youtubech.にあがっている動画をもとに調べたところ、ボーカリストは前はよくあやぽんず*さんに委託していて、最近の楽曲だと咲子さんに委託したり自ら歌うことが多いようです。リリックも以前は大半をななせさんに委託していましたが、最近だと自分で担当することも増えてきているように感じました。イラスト等アートワークは都度適任の方にお願いしているという感じでした。
全体の傾向として、最近の楽曲ほど自己完結してきていて、近々完全個人制作の楽曲が出る…かも?(もうあったらすみません)
楽曲について
では曲について。
最も有名な曲として外せないのはやはり壊れた人形のマーチですね。この曲は知っているという人は多いのではないでしょうか?自分もこの曲だけ知ってて、のちに少女理論観測所の曲だと知りました。フランの狂気の面を陽気に歌っている曲です。まだ聞いたことないよって人はいますぐ聞きましょう!
他有名どころから選ぶと安心と信頼のネクロファンタジアアレンジのワンルール・ゲームチェンジャーや月に憑かれたウサギ、Hollow Masqueradeあたりですかね。
また、秘封絡みなら理想主義とガールフレンド、推しが絡みますがReversible Negophiliaもおすすめです。
少しマイナーなところからもあげると終焉アンチテーゼは最初のギター使いがまさにショジョロンって感じがして非常に良いです。また、電波障害やウシロドアイタヒや不死鳥の輪舞曲あたりは原曲の色を強く残しつつ、圧倒的ギターの技巧に酔いしれることができるので非常に良きです。
割と最近の曲だと甘い嘘やTrick or Dead(テラver.)があります。いずれもここまで紹介した曲と比べると落ち着いた雰囲気があります。落ち着いた雰囲気のショジョロンもまた良さが詰まってるのでぜひ聞いてみましょう!
では締めの楽曲紹介を!
曲名はAlternative Egophobia、原曲はハルトマンの妖怪少女、ボーカルは咲子さんです。
ハルトマンのアレンジなので神曲確定です。(過激派)冗談はさておき、この曲もまたTeraさんのギターが遺憾無く発揮されていて、まさにショジョロンらしい楽曲といえましょう。
その圧倒的ギターを堪能したら、今度は歌詞に目を向けてみましょう。だいぶ痛々しい歌詞ですが、これはこいしの影の部分を表していると勝手に推測してます。東方アレンジはキャラクターを知るとより楽しめるのでぜひ気になった子から調べていきましょう!(今回は公式がありました)
6、暁Records
概要
こちらのサークルは私の一押しサークル…というか一番好きなサークルです!愛称は「暁」。自分は尊敬の念から「暁さん」と呼びます。
2012年から活動しており、数多くのジャンルの楽曲を手掛けているサークルです。その特徴はなんと言っても圧倒的歌唱力とクセになる楽曲のリズムです。パワフルなボイスから奏でられる歌は応援ソングだけではなく、寂しさや侘しさを孕む楽曲でも鳴りを潜めることなく存分に生かされ、その上で感動を覚えさせます。ここまでくるともはや芸術の域に達していると私は思ってます。
また手掛けられるアレンジ楽曲も圧倒的インパクトを放ち、頭に残り続ける楽曲であるから、聴けば聴くほどハマっていく所謂スルメ楽曲という一面もあります。自分の場合は、一曲ハマればまた一曲と入れ食い構造的に好きになった楽曲が大量にあります。まさしく底無し沼ですが、ハマることでしか得られない快感や気分の高揚をぜひ感じてほしいものです。
メンバー
メンバーは代表のネコ☆まんじゅうさん、アレンジやミックス、ギターなどを担当しているStack Bros.さん、ボーカルとアレンジを担当しているStackさんの3人で構成されています。
前述でベタ褒めだったボーカルのStackさん。曲紹介の時に詳しく書きますが本当に化け物声帯(褒め言葉)を持っています。触発されてカラオケで暁の楽曲を歌おうものなら、その歌唱難度の高さにいつも驚かされます。(n敗)
最近だとStackさんの声質に合わせてかアップテンポな曲が多いイメージですが、昔の大人しめだが内に途轍もない熱量が込められているような楽曲は、真にこの人の凄さを認識させてくれる気がして求めてしまいます。
楽曲について
さて楽曲について。
おそらく一番有名なのはトランスダンスアナーキー。驚きなのは作編曲からバックコーラスまで、全てStackさん一人で作成していると言うところ。多才すぎてもはや人なのか疑うレベルなのですが…
他ウニに入ってる曲だとLOVE EASTやみずいろレインドロップ、WARNING×WARNING×WARNINGですね。他だと例えばボルテに少女救世論が、オンゲキにLOERSが収録されてますね。ゆっくりとかだと割とボケにまわされがちだったり、二次創作だと銭ゲバで抜けてるキャラみたいな扱いを受けがちな霊夢ですが(雑なのはあながち間違ってないですが…)、少女救世論では博麗の巫女としての超カッコいい霊夢の一面が見れるので必ず聞きましょう!
他に挙げるとKILLOVE FIREPROOF!や幽鬼傀儡、あるいはその愛と再生、天地上乗有頂天あたりは結構有名なところですね。それぞれキャラの背景や特徴を捉えた良質な楽曲となっています。Stackさんのハスキーボイスと相まってとてもクセになります。
他に少し変わり種だとトレジャーチルノやLalala, Seek a Fever、HANIPAGANDA、Gotcha Gotchaは特徴的なリズムやStackさんの高音が聞けます。ここら辺はスルメ曲なので何度も聴きましょう!頭から離れなくなります。(暁さんスパイラルにハマりましょう)
他におすすめの曲を挙げると、SAMURAI GHOST GIRL, KILL! KILL!や生生世世、VENTENあたりもぜひ聞いてほしいです。広有射怪鳥事のアレンジ大好きなんですがぜひ共感してほしいので、まずその第一歩ということで!
また、千年幻想郷や幻想浄瑠璃など約束された神曲のアレンジが多いです。余談ですが今あげた3つの原曲のアレンジは本当にハズレがないのでその線からアレンジを探すのもおすすめです。
また、ココロコイシやコマノエールのようにめらみぽっぷさんがボーカルを担当するときもあるのですが、暁のアレンジを特に感じたい人にはこの二曲もおすすめです。
ちょっとマイナーどころだと、アブラカタブラや反逆の鐘やENDRESS FANTASYなどはなかなか深く潜らないと出会えないかも。アブラカタブラはマスパのアレンジなのですが、ちょっと独特なアレンジが入っているので最初はびっくりするかもです。しかし結構正統派なアレンジですし、何より歌詞がまんま魔理沙なので割とすんなり受け入れられます。(経験談)
最後はリンク付きで曲をぶん投げて締めましょう!
曲名はLallaby for Lost child、原曲はRomantic Children / The Grimoire of Alice / 不思議の国のアリス、ボーカルはStackさんです。
ここまで紹介してきた楽曲と雰囲気が全く違います。物悲しさと悲哀に似た感情を抱かせる曲調と声で、心を締め付けてきます。歌詞に注目すると、捨てられた人形に宿った意志というなの呪いについての話ですね。歌詞、雰囲気、曲調、全てが度肝を抜かれ、全てが噛み合ったアレンジとなっています。100回は聴きましょう()
(今回は本家はありませんでした)
7、Silver Forest
概要
こちらのサークルは、皆さん一度は見覚えがあるのではないでしょうか?このサークルの楽曲はありとあらゆる音ゲーに多数収録されています。愛称は「シルフォレ」や「銀森」。
詳しくは後述しますが、一度解散していて完全に思い出となっていた時期がありましたが、今は復活してまた楽曲を作成しています。(最高)
そんなシルフォレが手がける楽曲は、メロディや歌唱がガチの曲とパロディやネタ満載の電波曲の大きく二つに分けられます。
大半のサークルがどっちかに専念しているようなイメージがあるので、どちらも満遍なく出しているのは少し珍しいなというのが個人的な感想です。具体的な楽曲については後述します。東方の知名度が上がってくる前、所謂黎明期から活躍している、知る人ぞ知るサークルとなっています。
メンバー
メンバーは、創設者で前代表のNYOさん(現在は隠居中)、現代表で作詞作曲アレンジ担当のRYOさん、アレンジのKaNaさん、ボーカルのさゆりさん、サリヤ人さん、猫森アキさんの5人となっています。
NYOさんは2012年の解散まで代表を務めていた方で、基本的にリリックやアレンジはNYOさんがしていました。復活後はNYOさんは隠居し(していることになっている)、新しい代表のRYOさんがアレンジ等を担当しています。察しの良い人はなんとなくわかっているとは思いますが、一応隠居中ということなので直接言うことは避けますか。(分からない人向けにいうと、「N=R」ということです。)
さて、ここまでで散々言ってますが、旧シルフォレは2012年5月に一度解散しています。理由はメインボーカルのさゆりさんが病気を患っていまい、しばらく治療に専念しなければならない事態になってしまいました。
当時の代表のNYOさんが「さゆり姫のいないShilver Forestは考えられない」といい、解散を決断したという経緯があります。
そこから2013年12月に復活してからも、さゆりさんのいないシルフォレはうまくまとまらず、新しいボーカルを迎えてはすぐに離脱を繰り返す情勢不安定な状態が続きます。しかし、2019年2月。ついにさゆりさんがシルフォレに復帰し、以降は安定して楽曲制作に取り組めているようです。こうやってみると、解散時のNYOさんの「さゆり姫なしのシルフォレは考えられない」というのも的を射ていたのだなと思いますね。
楽曲について
さて楽曲について。
音ゲーにも入っている有名なところだと蒼空に舞え、墨染の桜やsweet litle sister、聖少女サクリファイスなどはガチ曲の中でも人気も高く、聞いたことがある人が多いと思います。
他にもケロ⑨destinyやつるぺったんあたりはネタ曲の中でも知名度は高めです。ネタ曲は他にも、みのりんふぁんたじあやPAD先進国紅魔館、オサレ系邪気眼厨二少女さとり、意識高い系ヤンデレドM少女Jもおすすめ(?)です。(果たしておすすめすべき曲なのかどうかはともかく…)果たしてPAD長や小5ロリで通じる人は何人残っているのだろうか…わからない人、決しては調べてはいけないぞ。古の文化なので知っても得することは何一つないから。
気を取り直して、ガチ曲をさらに紹介すると、Phantasm Brigade、Vivid Vermilion、刹那に散ろうとも辺りもおすすめですね。東の国の眠らない夜然り文花帖の原曲はいい曲が多い…と無駄話はさておき、Vivid Vermilionはほおずきみたいに紅い魂のアップテンポ気味の明るい曲調とは真逆で落ち着いてかつしっとりとした歌声の曲で、本当に原曲がほおずきなのか何度も疑ったくらいです。ぜひ一度聞いてみてください。
他少しマイナーっぽいところだとLunatic Euro、萃夢想歌、Sadistic Love、White Refrainあたりも良きです。Sadistic Loveは去年のアドカレでも紹介してますね。気になる方はそちらから。またWhite Refrainはオーエンアレンジですが全く片鱗を見せてこない、先ほどのほおずきと同じくほんとにオーエンアレンジか疑いました。改めてシルフォレのアレンジの奥深さを感じました。
最後におすすめ曲をぶん投げます!
曲名は永遠に幼き紅い月、原曲は亡き王女の為のセプテット、ボーカルはさゆり姫です。
正直個人的にシルフォレといえばこの曲というくらいにはマジで好きで印象が深いです。昔ゲームをしながらBGMでよく聞いていた記憶が蘇ります。原曲の雰囲気を残したままの、綺麗なバイオリンのアレンジに思わずうっとりしてしまいます。(本家は見つけられませんでした)
8、あ〜るの〜と
概要
こちらのサークルは、アレンジ楽曲というより、「東方M-1」という二次創作アニメの方が馴染みが深いかもしれません。実際私はある時期までM-1運営のサークルだと思ってました。
楽曲も、あ〜るの〜と名義よりいえろ〜ぜぶら名義のものが有名…というか見覚えがあると思います。いえろ〜ぜぶらについては、メンバー紹介の時に詳しく紹介します。
東方M-1のブレイクにより知る人ぞ知るサークルから有名サークルになったサークルなので、その主題歌ならば聞き覚えがあるやもしれません。東方M-1についてはBoothで購入することができますが、あ〜るの〜と公式Youtubeチャンネルに切り抜きや、年末に期間限定で全話配信することもあるので、興味がある方はぜひそちらをチェック!
ここまで曲について全く触れてなかったですね。
当時としては珍しかった全てフルボーカルの楽曲で、これは大手サークルくらいしかやっておらず、基本はインスト+Onボーカルが数曲あるのが一般的だったので、かなり力を入れて頑張っていたとわかりますね。その歌詞もキャラクターに準拠したものが多く、歌詞だけでも感動や妄想が膨らみます!
メンバー
メンバーについてですが、あ〜るの〜との前身である、「いえろ〜ぜぶら」から順を追って紹介します。
改めまして、メンバーは芳葉(よしは)さん、らんてぃさんの二人が主催で、M-1の収録時には声優さんを雇って録音をしています。
余談ですが東方M-1を制作しようとしたきっかけは、芳葉さんの「スカーレット姉妹の漫才を見てみたいな」と言う思いつきだったらしいです。まさに二次創作、まさに同人って感じがして自分は好きなエピソードです。
最初は声優さんは名前のみの開示でプライベート保護の観点から色々と不明だったのですが、最近だとボーナストラックでちょっと紹介していたり、声優さん自らがブログで発信していたりしています。
話を戻します。当時は歌い手として後のメンバーとなる藤宮ゆきさん、うっちーさんをメインに雨崎あやさん、紗菜さん等が担当していました。有名な楽曲はゆきさんが主に気がします。
そんないえろ〜ぜぶらですが、2011年をもって活動を終了しました。理由としては、震災で制作活動が遅れた際に、作らされている感じがして、「これは本来趣味で好きなことをやるはずのサークル活動とは違う」という思いからの決断らしい。(ごもっともである)
その後、2012年3月に前記の二人に歌い手の二人を加えた計4人で新たに「あ〜るの〜と」として再出発しました。
あ〜るの〜と第一作目の制作者コメントでは、「外から見たら何が変わったか分からないと思う。でも180°変わるくらい気持ちが全然違う。運営も何もかも自分達でやってるから楽しい。」と言っている。以降あ〜るの〜との活動は本当に楽しそうで見ているこちらも嬉しくなってくる。
楽曲について
さて楽曲について。
あ〜るの〜と、いえろ〜ぜぶらと言われてパッと浮かぶのは星色夜空、永遠のメロディー、Melody!、デザイアシューティングが浮かびます。やはり東方M-1のイメージが強いのでアレンジ楽曲もその主題歌が多い印象ですね。
他の主題歌だとMoonlight Septet、My Dear!、君の手を引いて、君のための幻想郷あたりは個人的に好きですね。ここら辺は本当に最初期なのでいえろ〜ぜぶら時代の楽曲になりますね。特に初代主題歌のMoonlight Septetは原曲のセプテットの正統派アレンジなので、アレンジ入門にもおすすめできる楽曲となっています。
主題歌以外にもいい曲は多く、紅い月やFlowering Lover、境界ファンタジア、桜風あたりは個人的一押し曲ですね。全部原曲の正統派アレンジで、原曲も全て有名かつ素晴らしい曲たちなので、ぜひ一回聞いてみてください。
この曲たちに限りませんが、曲を聞いていくうちにあ〜るの〜とのアレンジは正統派なアレンジが多いので、本当に入門者向けだと思います。
ほとんど原曲からの推薦になってしまいますが(自分が原曲の正統派アレンジが好きなので選べないので勘弁)、月の律動、色彩少女、青空もぜひ聞いてほしいですね。千年幻想郷のアレンジはいいぞぉ(n回目)
ここまでずっと正統派アレンジでしたが青空は原曲の恐怖を煽るような雰囲気がどっかに行って、しんみり感動できる曲となっています。これは第11回の主題歌にもなっています。
最後にリンク付きでおすすめ曲ぶん投げます。
曲名は恋のフレイム、原曲はハルトマンの妖怪少女、ボーカルは藤宮ゆきさんです。
先述しましたがあ〜るの〜との楽曲は総じて原曲の正統派アレンジが多いため、正統派アレンジ好きとしては選別が難しい…ということで一番好きな原曲のハルトマンから選ばせていただきました。
楽曲について、片恋…というよりかは親愛の歌ってイメージ(形容が難しい)ですが、こいしのストーリーを知っていればただの恋や愛の歌ではないとわかります。(去年の記事の閑話で軽くまとめてるので知らない人はぜひ)今回も本家は見つけられなかったのですが、代わりにファンメイドの素敵なPVを見つけたので合わせてぜひ!
9、AbsoЯuto Zero
概要
こちらのサークルは、ダンカグを通じて知ったサークルです。愛称は「アブゼロ」。(一般に言うかは分からないので自分がよく使うやつを)ちなみにAbsorute zeroとは、「絶対零度」と言う意味です。(かっこいい)
推測ですが、今回紹介するサークルの中で一番知らない人が多いのではないでしょうか?少し調べましたが、ダンカグがなくなった今、このサークルの楽曲が収録されているACおよびスマホの音ゲーはないと思います。自分もダンカグで知らなければ、一緒知り得なかったかもしれないです。そう考えると、ダンカグの偉大さを再確認させられます。(みんなもファンタジアロストが出たらやろうね!)
閑話休題。原曲の色を強く残したロック長の楽曲が多く、またその歌詞のワードセンスもとてもよく、曲よし歌詞よし声よしと個人的には今結構アツいサークルです。
メンバー
メンバーは代表、ボーカル、作詞担当の仁波りゅうと/Ruteさん、ボーカル、アートワーク系担当の空実なめこ/*NAMEKO*さんの二人。
りゅうとさんは通称サ長(サークル長)と呼ばれ、アレンジや作詞などの楽曲制作を中心に、なめこさんは通称「NAME工房」と呼ばれるハンドメイドグッズの製作、コミケでの頒布をしてます。また、最近だとなめこさんはコーラスでの活動からついにはボーカル活動も始めました。
2020年には活動5周年を記念してVtuberデビュー。二人でゲームの生配信を中心に活動しています。余談ですがりゅうとさんの歌っている時と配信している時のギャップがすごいです。ぜひ一度生配信かアーカイブをご覧あれ。
アレンジもさることながら、その歌詞の書き込みも素晴らしく、考察が捗るものから複数の意味を持たせた言葉を用いたり、横文字のワードセンスには毎回脱帽してしまいす。何回も聞くことで、初めて歌詞の真意に気づいたり、アレンジのこだわりを感じれたりできるので、ぜひ一曲決めて時間をかけて何回もリピートして聞いてみてほしいです。ロックが好きな人は絶対ハマります。
楽曲について
さて楽曲について。
前述の通りロック調の曲が多く、クールでかっこいいというイメージを抱きます。自分はダンカグに収録された23145EASONSから知りました。(「不採用シーズンズ」と読みます)最初はかっこいい曲だなぁくらいだったんですが、何度も聞いていくうちに癖になってきて、気づけばYoutubeを追っかけてました。
アブゼロの作る楽曲には、キャラクターの名前を捩ったような曲名がたくさんあります。例えば⑨Till you know(=チルノ)、⑧Loveは何処に行った(=エタニティ・ラルバ)、Ray's end(=鈴仙)、誰が言った?Honey,優しいケーキ(=埴安神袿姫)、Shout! May mar(=射命丸)などです。
この中だとTill you knowの「バカにされる賢さ、笑い者の強さを」とかはマジで好きな歌詞ですね。Honey,優しいケーキは一見ネタ曲みたいな曲名ですが、聞けばちゃんとロックのガチ曲でかつ、袿姫様の優しさと強さをここまで表現できるアレンジと歌詞の強さに酔いしれます!原曲の偶像はだいぶ厳かな空気を作り出す曲となっていましたが、アレンジ次第でこういう雰囲気も作り出せるのかと同時に感心もしました。
他には人気の高い紅魔組の曲でも良曲があり、君はもう王女じゃなくていい、いざ宵裂く矢となれ、完全犯罪⑥⑥BANG!、血祭りOVERDRIVEあたりは是非とも聞いてほしいです。完全犯罪はアブソレの中でも一番再生されている人気が高い曲で、一味違ったフランドールの狂気の一面を見ることができます。また、血祭りはセプテットとオーエンの複合アレンジで、A,Bメロ部分はオーエンアレンジですがサビはセプテットでガッチリ決めてきます。これはカリスマ。
他にもCode makes jeer,Sad to readや消えない炎を召し上がれ、境界線のファンタジーなど、これらは原曲のイメージはそのままに、アブゼロらしい楽曲に仕上がっています。
最後に個人的最推し楽曲をぶん投げます!
曲名はポリグラフ 〜The 3rd Eye ver.〜、原曲はハルトマンの妖怪少女/ラストリモート、ボーカルはRuteさん。
全部好きなので最推しは当然こいしの曲になるわけですが、雰囲気、歌詞、世界観、音楽、MV、どれをとっても自分好みです。特にラスサビの一度落ち着きながら、「動き出した 君を中心に もう隠せない〜」は、瞳を閉じたことで隠し切ってきた自分の本心が暴かれようとしている中、知られたことで開かれる新しい世界に光を見出していく…そんな考察をしてました。まさしくポリグラフという秀逸な曲名に一才違わぬ歌詞で感動してしまいます。本当にすごい!(今回は本家でMV付きです)
10、Alstroemeria Records
概要
こちらのサークルは、有名すぎる楽曲BadAppleを制作したサークルです。愛称は「アルレコ」。サークルイメージのイラストは、アルストロメリアの花をモチーフにしたものと言われています。
作られる楽曲はハウスアレンジやトランスが主であり、そのため一曲が長いものが多いです。昔の楽曲だと原曲の雰囲気は残してはいるもののアレンジが強く、人を選ぶものでしたが、最近はOnボーカルの楽曲も増えてきたのに伴い、正統派なアレンジも増えてきました。
正直に白状すると、私自身Bad Appleのイメージが強すぎて、サークルに目を向けてしっかり調べたりはしてなかったです。加えて他のアレンジ楽曲もあまり知らなかったので、今回はいい機会だと思い色々調べてみました。
メンバー
メンバーは代表で作編曲のMasayoshi Minoshimaさん、主に作詞を手がけるHarukaさん、ボーカルのmican*さんがいます。また2016年には長年ボーカルで参加していた綾倉盟さんがメンバー入りをしています。
初のアレンジが発表が2004年とこの界隈ではいわゆる古参に分類されます。最初は紅魔郷や妖々夢のアレンジが中心でしたが、そこから段々と旧作のアレンジを増やしていきます。
正直旧作に関しては自分もまだあまり干渉できていない領域なので、来年あたりは旧作の原曲を追いかけてもいいかなとか思ってます。
(知らない人向けに補足:旧作とは東方原作の中でも、現在の主流であるWindowsより前のPC 「PC-98」で遊べる東方原作を指します。わかりやすく言うと、紅魔郷より前の6作品を指します)
閑話休題。
Alstroemeria Recordsといえば、Bad Apple!と言っても過言ではないくらいの知名度ですね。現在東方楽曲の中で最も知名度の高い楽曲なのではないでしょうか?記憶が正しければ学祭でもおみみみさんが大道芸サークルの発表で使っていたはず。
ちなみに一緒によく見るあの影絵MVは公式ではありません。なんならMinoshimaさんが指名手配して制作者を探しているという話も。曲の完成度もさることながらあのMVの秀逸さも人気の立役者と言えるでしょう。多分ほとんどの方が見たことあるとは思いますが、まだの方はこの機会にぜひ!
【東方】Bad Apple!! PV【影絵】 - YouTube
楽曲について
さて楽曲について。
代表的な曲といえば、ここまで何度も名前を上げてきて今更説明不要のだとは思いますが改めて曲名を挙げるとBad Aplle!!です。まだ聞いたことない人は絶対聞きましょう。これを未履修なのは人生における損失です。(過言)
さてここからが本題。アーケアをやってる民ならLost Emotion feat.nomicoとSACRIFICEは知ってるかもですね。ダンカグには他にもAgainst, Perfect Cherry BlossomとRomantic Fall feat.綾倉盟も実装されていました。こうしてみると結構な数の楽曲が音ゲーに収録されていますね。
他収録されてない曲たちにはSaigetsuやNecro Fantasia、光の都は有名な原曲のアレンジなので聞き馴染みがあるかもしれないですね。アレンジにおいて神曲を約束される三銃士から持ってきました。
前述の通り旧作のアレンジも多く、DREAM VISIONやEnd of Daylight、Sensitive Crisisなどは新しい曲に出会う気持ちで向かうと良いかもです。
(アルレコにわかなのでだいぶ短くなってしまいました…アルレコファンの方々、申し訳ない…次までに勉強してきます。)
最後に曲を探していて一番気に入った楽曲をぶん投げます!
曲名はDreaming、原曲は少女綺想曲、ボーカルはnomicoさんです。
少女綺想曲は個人的にもティアが高いのですが、それがアルレコらしいアレンジが加わっていて非常に良いです。ちゃんと霊夢が主人公なんだなって感じれます。(本家は見つけられませんでした)
閑話その1(今回紹介しきれなかったサークルや曲)
一度ここで休憩を入れましょう。このタイミングで書いてきた文章を読み返して、よくこんなに書いたなと自分でも驚いてます。
さて、ここでは今回紹介しきれなかったサークルとそのイチオシ楽曲をずらずら紹介していきたいな思います。流石に本文ほど詳しくしっかり紹介はできませんが、こんなサークルもあるんだなくらいで軽く見るくらいでオッケーです。サークルの種類は、多くしてれば知っているほど幸せになれますし(ソースは私)
給食頭蛮
人によっては「ぱらどっと」さんの名前をあげた方がわかりやすいかもですね。最近アーケアやミューズダッシュにUltimate tasteを提供していました。
アレンジは原曲を色々な曲調にアレンジしてメドレーのように繋げた動画を投稿しています。自分は歌リレーで知ったのですが、ちょうどインスト曲がマイブームだったのもあり、気に入って聞くようになりました。
特におすすめの楽曲はHyper banquetで、ハルトマンのアレンジになります。
余談ですが、高速厨なのでSpeedcoreが一番好きです。なんだかんだで高BPMは至高。
IRON ATTAKC!
東方に限らず、アニソンや艦これのアレンジも手がけるロックバンド系のサークルですね。手がける楽曲はメタルアレンジの曲が印象的で、Star DustやBURN IN HELLはまさにその最たる例と言えるでしょう。
一方で、ExterminatorやNO LOSER, NO WINNER、Masqueradeなど比較的初心者にもおすすめできるおちつたアレンジもあるので、ぜひ聞いてみましょう。
岸田教団 & The 明星ロケット
今回本文に入れようかギリギリまで悩んでいたサークルです。かなり有名なサークルで、音ゲーにも複数の楽曲を提供しています。
ダンカグには明星ロケット、flantic nightが収録されていて、加えてテーマソングである幻想に咲いた花を書き下ろしています。
ファンタジアロストのテーマソングも担当してます。「LOST PHANTASIA」いい曲なのでみんな聞きましょう。(以下動画は8月6日のダンマク祭で初公開された時のものの切り抜きです。切り抜きいやだよって人はアーカイブが残っているので本編から探してください。2:17:30あたりです)
GET IN THE RING
東方のバンドアレンジを制作しているサークルですね。
ダンカグ収録でBreaking the Scirenceのイメージが強いですが、泡灰願望やリバースフェイスなどバンド特有のサビの大きな盛り上がりは聞いていて心地よいですし、ボーカルのみぃさんのハキハキとした歌唱が個人的に好みです。
結構他のサークルとコラボして楽曲を作っているので、その繋がりで知っているかもしれません。
TUMENECO
疾走感のあるギターサウンドと哀愁のある歌声が魅力的なサークルです。
主に秘封倶楽部のアレンジ楽曲を多く作っているイメージが強く、「星降る夜のユートピア」という二次創作アニメの作成もしています。
ダンカグだとひとつよがりの逃避行を提供してました。他にも星空の器や星を廻せ月より早くなどが有名なアレンジですね。秘封倶楽部は原作も創作も常に良質なストーリーを提供してくれるので知らない人はぜひこれを機に。
そしてまたこのサークルに帰って来れば、その素晴らしあをより深く理解できると思います!
ZYTOKINE
検索するときは「CYTOKINE」の方がよく引っかかるかもしれません。Cの方は兄弟で運営していて、Zの方は弟の隣人さんが個人で運営しているサークルとなっています。読み方は「ツァイトカイン」と読ませたいらしいです。(本人Twitterより)
シンセを基調としたポップ調の音作りが特徴で、一度聞いたらクセになる音楽です。ダンカグにはPoker Faceを提供しています。他にもIDやLAST VOICEはおすすめで、ぜひ一度聞いてみてほしい楽曲です。同時にCYTOKINEもよろしくお願いします。
EAST NEW SOUND
知名度は中堅くらいでしょうか?
ダンカグならLucent Wishを提供しています。緋色月下、狂咲の絶を作ったサークルといえばわかりやすいでしょうか。原曲のボーカルラインにオリジナルのボーカルラインを乗せたり重ねたりするアレンジが多く、原曲をあまり重視しない傾向があるために人を選びますが、その特有の音楽は東方のアレンジのまた別の可能性を見せてくれるような気がします。スカーレット姉妹繋がりで滲色血界、月狂の獄やアイノウタはおすすめなのでぜひ聞いてみましょう!
ここらへんで一区切りとしましょうか。まだまだ紹介したいサークルが大量にありますが区切らないと無限に描き続けるのでやめときます。
今回紹介したサークルは氷山の一角に過ぎず、現在数えきれないほどのサークルが界隈に溢れています。ぜひ自分の好きなサークルを探してみましょう。
ここで折り返しです。後半は超有名どころからレジェンド、マイナーまで幅広く選んだつもりなので、ぜひ楽しみながら読んでいってください。
サークル紹介(後半)
11、COOL&CLEAT
概要
こちらのサークルは、東方三大サークルに数え得るサークルの一つでしょう。愛称は「クークリ」。
ガチ曲から電波局、Onボーカルからインストまで本当に幅広いジャンルの楽曲の作成をしています。さらにクークリが手がけた楽曲は数多くの音ゲーに収録され、一つも知らない音ゲーマーはいないと確信できるくらいにはどれも有名な楽曲ばかりです。
サークル創設者であるビートまりおさんも弐寺で音ゲーにハマり、自分も音ゲー曲を作ってみたいという思いからサークル活動を開始した経緯があり、夢を追いかけ、そして叶えているという凄い人物です。(ちなみにご存知かと思いますが弘前出身の方です。みくにけにはサインもあるのでみたことない人は確認してみましょう!)
元々音ゲー曲を作りたかったという思いもあってか、手がける楽曲は高BPMでハイテンポの高速曲や、音を詰め込みまくった曲だったりと音ゲー向きな楽曲が多いです。
一方で、人気な東方の電波曲や(下)ネタ曲などでもヒット曲を量産しており、本人曰く「愛なら誰にも負けない」とのこと。事実誰が言ったか原作者のZUN氏を「東方の父」と呼ぶなら、ビートまりおさんは「東方の母」だという声も(注意:ビートまりおさんは男です)
メンバー
メンバーは、主宰で作詞作編曲かつボーカルのビートまりおさんに、ボーカルのあまねさんの二人。後述しますが、ライブを行うときは他サークルからメンバーを借りて行っています。
サークルの発足は1998年。弐寺に影響され、音楽活動に専念するため大学を中退し、個人でサークルを立ち上げました。この時からすでに行動力がレベチなんですが…
それから数年は一人でサークルの運営をしていましたが、2003年にボーカルのあまねさんを迎え入れ、二人で歩き出します。
クークリの強いところは他サークルとの横のつながりが強く、よく共演やゲスト出演などの形で関わったりもしています。その交流が現在にもよく生きていて、今でも頻繁にコラボ制作やゲスト出演をしています。
その後2016年にはあまねさんと入籍し、現在では長男を出産しています。そのため現在あまねさんは育休中で、まりおさん一人での活動が多いのが現状です。ですがたまに自身のYoutubeチャンネルで歌枠をする際に、稀にあまねさんも呼んで二人で楽しそうに歌っている様子も見られます。自分もあまねさんの復帰をゆっくりと待っています。
2020年ににじやホロなどから巻き起こったVtuberブームに乗っかり、まりおさんもVtuberとなりました。サークルとしては古参勢に分類されるのですが、いまだにその人気が衰えないのは、流行に対し積極的に行動できる人だからかもしれませんね。
まりおさんといえばライブのイメージもあるのですが、サークルメンバーは二人のでライブを行うには人が足りません。よって他サークルから人手を借りるのですが、そのメンバーがまあ豪華で、ギターには「アドレナ義塾」主宰のジュクチョーさん、以前までは「石鹸屋」に所属していたベースのイノさん、ドラム担当まこっちゃん(敬称略)、 「狐夢想屋」主宰でキーボード担当の狐夢想さん、「リストカットガール」所属でベースのムーさん、「IOSYS」所属でDJのまろんさんと、各サークルの主催がずらりと集まります。まろんさんは最近よく名前を目にするので知っている人も多いのでは?(詳しくはIOSYSのところで)これがクークリの築いて来た歴史か…!と感心してしまいます。
楽曲について
さて楽曲について。
絶対に外せないのはナイト・オブ・ナイツ、最終鬼畜妹フランドール・s、Help me ERINNNNNN!!あたりはネットに触っていればもう知らない人はいないだろうというレベルの有名曲ですね。
あとはレザマリでもつらくないっ!やウサテイ20XX、サドマミホリックに疾走あんさんぶるあたりの楽曲も知名度がかなり高いです。レザマリは2007年にカラオケのJOYSOUNDに収録されたことで、カラオケに「東方Project」というジャンルを刻み込んだ一曲にもなっています。
さらに最近の曲だとリスペク風神、天弓天華オトハナビ、マツヨイナイトバグなどもあります。オトハナビは制作の裏話がまた良いです。前回のアドカレで詳しく書いているので気になる方はそちらを参照してください。マツヨイはダンカグに書き下ろした楽曲で、今でもmaimaiやボルテで遊べるのでぜひプレイしてみましょう!
ちょっと昔の曲だと人間が大好きなこわれた妖怪の唄やdrizzly rain、遠野妖怪前線あたりもおすすめです。drizzly rainはあまねさん歌唱の楽曲なのでぜひ一度聞いてみましょう!他にも有名曲はあるんですが、他サークルとの合作だったりコラボしたりと、純粋にクークリ一本の楽曲を探すと昔の楽曲によってしまいがちですね。コラボ楽曲については別でまとめているのでそちらを参照してください。
最後におすすめ曲をぶん投げて締めます。
曲名はカラフルバレッド88、原曲はハルトマンの妖怪少女、ボーカルは初音ミク。
ビートまりおさんがダンカグを始めたことでリスナーからプロセカを勧められ、実際にプレーし、ちゃんとハマって、「俺もボカロ作りてぇ!」という意思から生まれて楽曲です。
「東方 X ボカロ」というジャンルは、ないわけではなかったのですがあまり流行っているジャンルでもなかったので、有名サークルが参入したことでこれからの発展が期待されるということでちょっと話題になった曲です。また、まりおさん曰く、ファンタジアロストとプロセカに実装されることを願って作ったそうです。やっぱり行動力がバグってる(褒め言葉)
曲については、音ゲー実装を想定しているだけあって音が多い上速い、そして曲全体が3分ないくらいなので本当に音ゲー向きの楽曲です。これ実装されたら絶対高難易度になるだろ…って私でもわかるような曲調と音です。
歌詞は、博麗の巫女と電子の歌姫の邂逅についてのお話になっています。お互いのぎこちない感じがちょっとリアルで好きですw
またこの楽曲の何が凄いかって、作成にあたってまろんさん、まらしぃさん、狐夢想さんと関わってるメンツがまた豪華で…これだけのメンツを揃えられのはもうまりおさんしかいないのではないでしょうか。本当にすごい人ですよまりおさんは…(今回は公式ありました。期間限定なので消えてたらすみません)
余談ですが他サークルでもリンク付きの曲はハルトマンアレンジが多いですが、故意ではなくハマる曲が大体ハルトマンなだけです。
12、DeGiTRL WING
概要
こちらのサークルは、ダンスミュージックを主に作成し、ライブでダンスなどのエンタメを行うクリエイティブ集団です。愛称は「デジウィ」。
作る楽曲も聞いているだけでテンションが上がるような、俗にいうライブアレンジが多く、かつアレンジ正統派なものが多いため、ライブ勢も東方勢も楽しめる楽曲が特徴です。
制作は東方関連が多いのですが、公式Youtubeチャンネルを覗くと歌ってみた活動もしており、アイネクライネやハナミズキなどを歌った動画も出しています。
他にもゲームの配信動画や東方原作のプレイ動画、LIVEで遠征した際の観光動画などもあげているので、気になる人は公式チャンネルを覗いてみるといいでしょう。
メンバー
メンバーは代表兼DJのkatsuさん、パフォーマー兼ボーカルの雨宿どみ乃さん、メインボーカルのふうかさん、新人ボーカルの沙さん/空耳さん、新人コンポーザー兼アレンジのZaisuさん/Ruffneckyさん、コーディネーターの雨宿ゆびさん、パフォーマーのとっくん(敬称略)の合計8人で構成されています。
たぶん今回紹介するサークルの中で一番多いです。クークリとは違い、ライブメンバーがサークル内で完結しているので仕方ないといえば仕方ないともいえますが、同時に同志を8人募れているというのはなかなかにすごいこととも言えるでしょう。
このサークルの始動は2011年の冬コミからで、分類で言えば新参サークルと言えるでしょう。紅楼夢、例大祭でのステージパフォーマンスやライブでの盛り上がりはやはり他サークルと引けを取らないどころか、非常に高い質で行われるため、上記のイベントに行く機会があるときはぜひ見に行ってみましょう!
(補足:紅楼夢、例大祭とは、東方Project専門の同人即売会。当日はYoutubeで生放送をしていたり、ライブステージがありたくさんのサークルが色々なパフォーマンスをしてくれたりと非常に盛り上がるので、東方に興味がある方はぜひ一度参加してみましょう)
楽曲について
さて楽曲について。
デジウィといえばの代表曲がParanoiaになります。これは知ってる人は多いのではないでしょうか?(DDRの方ではないです)デジウィの中でもずば抜けて人気の高い曲です。かつての東方キャラ人気投票でこいしが一位だった時に人気が出た曲だったので、その一因…かも?とか言われてた曲です。
これのセルフアレンジであるZUNnoiaやZUN令和はこれぞデジウィ!と言わせるようなアレンジになっているのでぜひ合わせて聞いてみてください。
他にはOur FreedomやINFINITY SKY、burdenとかは疾走感がクセになるアレンジで、特にburdenは少女さとりのアレンジとは思えない疾走感に興奮が止まりません!
逆に恋の蟲やMusic Evolution、NEXT WiNGに砕月はゆったりとしたアレンジで、聴いていて心地良くなります。Music Evolutionは幽霊楽団のアレンジで原曲の雰囲気をそのままに残しているアレンジのため聴きやすく、私はすでにこの曲に脳が焼かれています。
また、個人的な一押し楽曲はVirtuous suicideにVenus-Venus、慟哭的Resistanceで、一度聞くと何度も聴きたくなる中毒性があります。特にVirtuous suicideは原曲が旧作になるのですが、当時の技術では限界があった原曲の爽快感が今の技術によって補強されてやってきた、という感じがして本当に好きです!
最後にぜひ聞いてほしい曲を投げて締めましょう!
曲名はKIRISAME MAGIC、原曲はオリエンタルダークフライト、ボーカルは花たんさん。
どこぞのアブゼロを彷彿とさせるような曲名ですが、そのインパクトが曲にそのまま反映されてる感じです。最初はサビの「キリサメマリサ」に全部持ってかれますが、何回か聞いてると魔理沙の努力と苦悩からの解放、そのための魔法の言葉が「キリサメマリサ」、みたいな考察ができてやはりデジウィだなと思い知らされました。
最初はそのインパクトを味わって、それから歌詞に意識を向けてみてほしいです。(今回は公式MV付きがありました)
13、東京アクティブNEETs/交響アクティブNEETs
概要
こちらのサークルは、東方のサークルというより、ゲームミュージックを中心に、楽器を使った生演奏を動画で流すことを目的に結成されたサークルです。愛称は「ニーツ」。
2008年に「東京アクティブNEETs」を結成し、ゲーム音楽の作成や東方や艦これなどのジャズアレンジを作成していて、東方アレンジは「東方爆音ジャズ」、艦これアレンジは「艦JAZZ」としてCDを出しています。
主に使用している楽器はドラムセットにキーボード、ギター、サクソフォーンにトランペット、ピアノの6つです。
採譜、レコーディング、撮影までを全てサークルメンバーで完結させており、最近では活動範囲がアメリカや中国、東南アジアまで広がってきています。東方特化のサークルというわけではないのですが、せっかくサークルを紹介するのでいろんな形態のサークルを紹介したいと思い今回選ばせていただきました。
交響と東京の違い
交響アクティブNEETsとは、東京アクティブNEETsの姉妹サークルとして2014年に結成され、ゲームミュージックのオーケストラアレンジを主に行なっているサークルです。
このサークルのこだわりとしては、従来の同人オーケストラの概念を打ち破るべく、生演奏で録音、撮影を行い配信することにこだわっています。
故に原曲のオーケストラアレンジを主に作成しているのですが、その荘厳な響きと原曲特有の世界観がマッチして他のサークルでは実現できない特別な音を感じることができます。
こちらのサークルの楽曲を紹介すると、ほとんど原曲トークになってしまうので一つリンクを貼って済ませようよ思います。
見ればわかる、本当にすごいから…!
楽曲について
では東京アクティブNEETsの楽曲について。
やっぱり最初はフラワリングナイトからですかね。途中のトランペットとサクソフォーンのアレンジが非常に好みです。
また広有射怪鳥事のアレンジも落ち着いた感じで自分のイメージするジャズって感じがしてとてもいいです。
少女綺想曲や有頂天変、ネイティブフェイスも好きですねぇ。…書いてて気づいたのですが自分原曲全般的に好きなのでたぶんこのノリ一生できます。ダラダラといつまでも書いてそうなのでここで終わりにしときます。(たぶん一番短くなるかな)
原曲を聞いて、そのジャズアレンジを聞いてみましょう!最高にハイになれます。
(原曲の音は本当によく馴染むッ!)
最後のリンク付き紹介も上で貼ってしまってますが、まあ別名義ということでこちらでも紹介しましょう。
曲名はハルトマンの妖怪少女、原曲も左に同じくです。
芸などない!ただ好きな曲を!!推すだけ!!!(ここら辺深夜テンションで書いてます)サクソフォーンのアレンジが本当に好きで、これを聴くために東京アクティブNEETsを聞いていると言っても過言ではない。地味に踊ってる罪袋くんも好きですw
14、石鹸屋
個人的には下の画像のイメージが強いのですが、HPを覗くと上のロゴもあったのでどっちも載せときます。
概要
改めて、こちらのサークルは4,5人でのバンドをメインとし、ライブなどで活動しているサークルです。愛称はそのまま「石鹸屋」。
当たり前ですがいわゆる手や体を洗う際に用いる石鹸は売っていないので、勘違いしないように。また、似たようなサークルに「ゼッケン屋」というのもあるのですが、こちらは秀三さん(後述)個人のサークルであり、石鹸屋関連ではありますが別サークル扱いなので間違えないように(超重要)。
閑話休題。
アレンジの特徴として、東方の原曲に既存の曲を混ぜたようなアレンジが多く、それ自体はパクリや無個性と叩かれる要因にもなり得るものですが、それを圧倒的なアレンジ能力で黙らせる実力派のサークルと言えるでしょう。
少し音ゲーマー視点になってしまいますが、石鹸屋はライブでの演奏を想定して曲作りを行うためにハイテンポな曲が多い上、実際に演奏するためかBPMに細かい揺れが発生し、音ゲーに入ると速い上精度が出しづらいとかいう地獄みたいな状況になったりします。
話を戻します。前述の通り手がけるアレンジ楽曲は、全体的にハイテンポかつ合いの手を入れやすい楽曲が多く、ぜひ一度ライブに行ってみたい、行ってほしいサークルの一つとなっています。
メンバー
メンバーは創設者で現代表兼ドラマーと歌詞担当のhellnian(へるにあん)さん、作編曲にギター、ボーカル担当の秀三さんの二人。ライブの時はサポートメンバーとしてベースの内山博登さん、ギター&コーラスの小林ヒロトさんを加えた合計4人でやっています。たまに、クークリでも登場したシンセ/キーボード担当の狐夢想さんの5人でやる時もあります。
高校の時同級生だったhellnianさんと秀三さん、加えて秀三さんの姉の同級生だったイノさん(現在は脱退し、個人サークル「オクタントモンキー」で活動しています。クークリのライブにも参加経験あり)の3人で結成。
その後秀三さんの実弟の厚子さん(現在は脱退し、個人サークル「インフェクテッド」でメインボーカルとして活動中)をボーカルに加えて活動していました。
東方アレンジを始めたきっかけは、リーダーのhellnianさんが東方原作をプレーし、その音楽を気に入ったから出そうで、以降は影響を受けた90年代前後の邦楽、洋楽を元にしたアレンジ楽曲の制作を始めたらしいです。
大半の曲は作編曲は秀三さんがしており、作詞を他のメンバーが担当しています。
一度でも石鹸屋のライブの映像を見たことがある人ならわかると思いますが、中央にギターを持ち歌う、マスクをつけ咲夜の格好をした正体不明のボーカルに目が行くと思います。
誰であろう?秀三である。
(敬称略)
…おふざけはこれくらいにして、秀三さんはライブのたびに仮面+咲夜さんの衣装を身にまとっています。この圧倒的インパクトから秀三さんは石鹸屋の顔的存在になっていると思います。(石鹸屋と言われてまずこの人が思い浮かびますし)
ちなみにファンからは「咲夜のようなモノ」、「ガイ長」なんて呼ばれたりしてます。
他には鍵山雛のようなモノ、紅美鈴のようなモノにも化たりします。最近だとぼっちちゃんのようなモノになってるのを見かけました。
ついには写真集も発売しており、もはやどこの層を狙っているのかわからないですが需要はある程度あるようです。(名義はゼッケン屋)
↓気になる人は以下のリンクからチェック(別ページに飛びます)
秀三写真集2 いかがわしい BOOTH購入特典・本誌未使用カットブロマイド付 - ゼッケン屋(石鹸屋秀三個人サークル) - BOOTH
楽曲について
さて楽曲について。
みんなが知ってそうで音ゲーに入っている曲だと寡黙なるフォール、地獄の端にて君を待つ、てゐ!〜えいえんてゐVer.〜、東方妖々夢あたりは知ってる人が多そうですね。
他にはダンカグにも収録されていた巡るHervest、無生命サーフェス、ミシャクジエンパイアが収録されていました。鬼畜緑に高速リズム難に速くて広い譜面だったりとさまざまな記憶が蘇ります。(全部碌でもない記憶なの悲しい)
他にもEX妖魔疾走やもう歌しか聞こえない、神々が別れた幻想の外などは原曲から捩ったような曲名で、それぞれ石鹸屋らしいアレンジが加えられています。
神々が恋した幻想郷は特に好きな原曲なのでアレンジを聴いてみたのですが、非常に良質なアレンジだったので聴いてみることを特にお勧めします!
他には恋色クリムゾンスパークはインストですが石鹸屋らしさは健在ですし、東方酔夢想〜saigetu~は原曲リスペクトを感じるアレンジで、花が幽雅に咲くようには石鹸屋にしては珍しい優しいアレンジで、ライブ感のある激しい音の石鹸屋しか知らない人はぜひ聴きましょう!
最後にぜひ聴いてほしい曲をぶん投げて締めます!
曲名はさっきゅんライト、原曲はフラワリングナイト、ボーカルは秀三さん。
これはかなり有名な曲なので古のニコニコ民なら知ってる人もいるかもしれません。これぞ石鹸屋!といった感じアレンジで、「Hey!メイド長!」とライブで合いの手を入れながら盛り上がりたい楽曲です。ぜひ一緒にテンションをぶち上げましょう!
(今回は公式音源、というかライブの切り抜きがあったのですが、かっこいいPV付きのファンメイドの作品があったのでそれを載せます)
15、イノライ
概要
こちらのサークルは、(今まで上げてきたサークルに比べれば)あまり知られていないですが、個人的にぜひ紹介したいサークルということで選ばせていただきました。(もしかしたらアブゼロ以上にマイナーかもしれない)
愛称はそのまま「イノライ」。
2018年に発足したかなり新しいサークルです。現在絶賛成長中なので一緒に見守っていきましょう。()
公式Youtubeを見るとお絵描きやゲームの配信、歌枠などライブを盛んに行っており、かなり楽しそうに活動している様子が伺えます。その楽曲はというと、完成度の高いMVとともにくる歌詞のメッセージ性や非常に凛々しい歌声が特徴です。
聴いているだけで惚れ惚れするような歌唱に綺麗なアレンジがとてもマッチしていて、最近はずっとリピートして聴いてます。
メンバー
メンバーは代表のACTRockさん、ボーカルのcheluceさん、Nachiさんの3人です。公式のMVはささきゆうさくさんが担当しています。
私がこのサークルを知ったのは代表のACTRockさん経由で、氏は元暁Recordsのメンバーで、現在は脱退して「イノライ」の代表を務めています。
暁Recordsのところを見た人はわかると思いますが、私は全東方サークルの中で一番と言っても過銀ではないほど暁Recordsが好きです。そしてイノライの楽曲のアレンジ全般をACTRockさんが担当しているため、私に無茶苦茶刺さる楽曲が多いと、つまるところそういうオチです。
裏を返せば、暁さんの曲が好きな人はイノライも絶対ハマると思うのでぜひ聴いてみてください!
先述しましたが、まだ発足してから日の浅いサークルになるので、この記事を気に東方サークルを追っかけてみようと思ってくれた人はぜひ、イノライのことを気にかけてくれると嬉しいです。
楽曲について
さて楽曲について。昔の曲だとボーカルはcheluceさんが歌っていることが多く、ツナガル セツナやSAVE NO SENSE、DESTINE ASH、secret pieceなどは3年前ですが今とほとんど変わらないクオリティの楽曲とMVを公式で視聴できるのでぜひ。
また、オーエンアレンジを結構作っており、Love Love Scarlet、Flandre Rain、今宵に花火とかですね。オーエンは原曲の中でもトップの知名度と人気を誇る楽曲になっているので、初めての人はそこから入ってみてもいいかも。3曲とも違った雰囲気を持っているので、ぜひ聴き比べてみてください。
Nachiさん歌唱の曲からも紹介すると、運命のヘイト、UNLIMITED、ケダモノの唄、NECRO FANTASIAあたりは氏のかっこいい歌唱が存分に生かされているのでぜひ聴いてみてください。特にケダモノの唄は、サビの音が”妹”の曲と合致していて興奮ポイントが高いです。
最後に絶対聴いてほしい曲をぶん投げます!
曲名はレプリカは嗤う、原曲はハルトマンの妖怪少女、ボーカルはNachiさん。
初めてみた時の凛々しいこいしのイラストに魅せられて、以降ずっとリピートしてます。
歌詞を聞くと、さとり妖怪としての苦悩により曲中ずっと険しい顔していますが、曲全体を通して成長していき、ついに最後には満面の笑みを見せて幕を閉じます。
その一連のストーリーと力強い歌唱がマッチして素晴らしい一曲に仕上がっています。必ず聞きましょう!
16、Liz Triangle(りすとら)
概要
こちらのサークルは、森羅万象と深い関わりを持つサークルです。愛称は「リズトラ」。
ちなみにこの愛称は2020年に復活を果たした時から定着したものなので、2017年の解散前の段階では「りすとら」の愛称が用いられていました。新旧Liz Triangleの区別をこうやってつける人もいるそうな。(少なくとも自分はそうです)詳しくはメンバー紹介の時に歴史も話しましょう。
手がける楽曲はしっとりとした曲や物寂しい雰囲気を持つ曲などローテンポで心温まるような楽曲が多いです。聴いていて安心感や包容力を享受できるので、リラックスしたい時やしんみりとした気分の時に聴くことが自分は多いですね。
メンバー
メンバーは代表のkaztoraさん、ボーカルのlily-an(リリアン)さんの二人で構成されています。
kaztoraさんは森羅万象を創設した人と同一人物です。2008年に森羅万象メンバーであった氏とリリアンさん二人で結成しました。
以後「Liz-Triangle」名義ではオリジナル楽曲を、「りすとら」名義では東方アレンジ楽曲を発表しています。りすとらで活動するときは上記の二人に加えて、ebaさん(ギター)/中島岬さん(ストリングス)/azukiさん(歌詞)/Pekoさん(歌詞)/aspirさん(ギター)/akariさん(ボーカル)の6人を加えてアレンジを作成しています。
りすとら名義はブランドのようなもので、別でサークルとしているわけではないので、この6人は普段は森羅万象に所属している扱いになる…らしい。(参考文献不足)
絶賛活動中の2016年にボーカルのリリアンさんの体調不良を理由に翌年2017年の夏コミを最後に解散を発表…したのですが、まさかの落選で解散が半年延期する事故が発生。(コミケ運営…やったか?)
続く冬コミには無事当選し、当日にはスペースには駆けつけたファンが超長蛇の列を作ったそうな。こうして惜しまれながら9年の歴史に幕を閉じました。
その後、3年の時を経て復活を果たし、ダンカグをはじめ、様々なゲームに楽曲を書き下ろしたり、他サークルとコラボしたりと東方アレンジ楽曲関連の活動をはじめ、最近では自作の絵を動かしに憑依し、ゲーム配信や歌枠をやったりもしています。
これからのリズトラの活躍に期待したいですね!
楽曲について
さて楽曲について。
セガ3機種に入っている楽曲だとWitches nightにハウリング、夜のサーカスがパッと浮かびます。この中だとハウリングがお気に入りなのでまだプレイしたことない人はぜひ。
他にも有名曲だとWho killed U.N.OwenやWhite Lotus...、アナザーエゴあたりはよく目にする曲たちです。アナザーエゴは原曲ハルトマンかつ圧倒的神曲なので聴いたこと無い人は絶対聞いてください。
あまり表立って見ない隠れた名曲だとハレーション・リモーション、The Starry true、ネガポジがおすすめ!The Starry trueは聖徳伝説を柔らかく穏やかにアレンジされていて聴いていて心地が良いです。
新たに見つけた良曲もあり、リトルドリーマーに人が夢みた人の夢、さよならバイバイ、また明日などです。リトルドリーマーはリズトラでは珍しいアップテンポの激しめの曲です。それでもリリアンさんの透き通った声のせいか心が洗われるような美しさがあります。
歌枠を覗くとわかるのですが、リリアンさんは普段は可愛らしい幼なげな声をしているのですが、歌うとなると一瞬でスイッチが入ったみたく声がガラッと変わり、と透明感と聞き取りやすい発声になります。最初聞いた時は本当にびっくりして、別人が声を当てているのかと疑った記憶があります。
このリリアンさんの声がよく生きているのが先述のハウリングや、ダンカグ書き下ろし楽曲のフォックスバレットだと思ってます。ぜひ一度聞いてみましょう。
最後にぜひ聞いてほしい楽曲を紹介します。
曲名はWith Triangle、原曲は多数、ボーカルはlily-anさんです。
原曲総勢20曲によるメドレー楽曲です。全て元になったアレンジがあり、そのいいとこ取り(サビ部分)をしたという至極の一曲です。もちろん先ほどまでに紹介した楽曲もいくつか含まれています。
10分という長い曲にはなりますが、これを聞くだけでリズトラの素晴らしいところがよくわかると思いますので、ぜひ何度もリピートしてリズトラの世界感に全身で浸り、感じましょう。
17、SOUND HOLIC
概要
こちらのサークルは、幅広いジャンルでたくさんの楽曲を作っている非常に有名なサークルです。愛称は「サンホリ」。
初期の頃はインスト曲をメインに作成していましたが、最近だとボーカル曲の作成がメインになってきています。
ポップやロックから電波まで非常に幅広いジャンルの楽曲を手掛けていますが、特に全英詩のユーロビートの人気が高く、その完成度は「サンホリはガチ」と言われるほど。実際自分もサンホリといえばユーロビートというイメージが強いです。
また、同人アニメの制作も行なっており、東方だと「星の記憶」というアニメを制作しています。こちらの作品も東方二次創作アニメーションの先駆けと話題になったので、興味がある人は調べて見ましょう。
余談ですが、一年後に出たサークル”舞風”の「夢想夏卿」と比べられ、同人の域を出ないという評価する人が多いです。ストーリーも原作とは異なる世界観であったために賛否が分かれてます。(というか夢想夏卿にしろ幻想万華鏡にしろ同人か疑いたくなるようなクオリティしてるのがずるいと思ってしまう)
メンバー
メンバーですが、とにかく数が多くてとってもじゃ無いですが全部書くのは大変なので数名に絞らせていただきます(サポートメンバーも含みます)。
代表でアレンジ・作詞担当のGUCCIさん、アレンジ・作詞にボーカル担当のNana Takahashiさん、ボーカルのakiさん、3Lさん、YuRiCa/花たんさん、アレンジのDJ Commandさんなどなど。聞いたことがありそうなメンツを集めて見ました。
略歴も調べたのですが、記事にできるほどのことが見つけられなかったので、代わりに面白いサークルコンセプトを書いときます。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ
音ニ心奪ワレシ者達デ織リ成ス
エンターテイメント集団
ソレガ
サウンドホリック
楽曲について
さて楽曲について。
有名曲が非常に多いので何から紹介するか悩んだのですが、やはり超がつくほどの人気曲から!Grip & Break down!!や絡繰りドール、Dial Connectedは外せませんね。誰もが聞いたことのあるガチサイドの名曲たちです。
一方ネタサイドの名曲だとしゅわスパ大作戦☆や全人類の非想天則、ときめき☆冷凍パックあたりは有名ですね。前者二つはチュウニズムにも入ってます。あと一つの曲は音ゲー収録は無いですが公式のMVでチルノがとても可愛いのでぜひ見ましょう。
自分が昔よく聞いていた曲だと卍ZAKURAや有頂天子、Rainy, rainy days、Finaleあたりがいい曲筆頭ですね。聞いたことない人は絶対聞いてください。マジでおすすめです。
他色々な曲を聞いてみて好きになった曲だと、星屑のダークサイドは運命のダークサイドのユーロアレンジが最高にカッコよく、MASSIVE SUPER GIRLは元からかっこいい原曲の恋色マスタースパークのユーロアレンジという最高のマリアージュを生んでいます。またSeeds of Lifeはロックバラードアレンジで漂う悲しさに突き抜けるようなYURiCaさんの歌唱に圧倒されます。
特にSeeds of Lifeはかなり気に入ったのでぜひ聞いてみましょう!
最後にリンクつきで1曲を紹介して締めましょう。
曲名はPRESERVED VAMPIRE、原曲はフラワリングナイト/月時計 〜ルナ・ダイアルで、ボーカルはNana Takahashiさんです。
さっきも話しましたがかっこいい原曲にユーロアレンジを加えたら最高に決まっとるやろがい!(某白狐V風)ということで、最高です。
サンホリの中でも人気曲なので知ってる人もいるかもしれません。知ってる人も知らん人も聞きながら一緒に盛り上がりましょう!
18、凋叶棕
概要
このサークルは、正体不明でサークル名を言えない人の方が多そうな雰囲気ですが、実は知る人ぞ知るサークルとなっております。読み方はもうご存じ「ティアオイエツォン」。(中国語表記なので変換が出なくて大変)愛称は「ティアオイ」。
詳しくは後述しますが、ユメキキョウを手掛けたRD-Soundsさんが手がけるサークルです。
この人が手がける楽曲は独特の世界観や価値観を持っており、本人曰く「マルチ」らしいです。
加えて、元の原曲が分かりずらいアレンジが加えれることも多く、予備知識がないと東方の楽曲と気付けない時まであります。それでも、しっかりと原曲を調べてきくと、その雰囲気や片鱗が見えてくるのですから本当に不思議です。
また、歌詞が難解で複雑なことも多く、CDを買ってある程度聴いたら、歌詞の言葉の意味を調べ考察するまでが最大限このサークルの楽曲を楽しむ上で必要なことだそうです。(伝聞)
メンバー
メンバーはRD-Soundsさんただ一人。
魂温泉と同じような形態で、ボーカルは毎回委託する形をとっており、主にめらみぽっぷさん、稀にランコさん、nayutaさん、φ串φさんなどにお願いしています。
また、CDイラストや歌詞カードのイラストははなだひょうさんに委託しています。ティアオイエツォンの楽曲を深める上で必須アイテムとも言える歌詞カードを手がけている方ので紹介させていただきます。
RD-Soundsさんについても触れましょう。作詞作編曲を担当しており、この独特な世界を創り出している張本人です。(余談ですが本人のTwitterアカウントを見てみましょう。恐らく面白いものが見れます)
原曲厨であり、神主至上主義者で、東方アレンジアンチらしいです。(自分でも何言ってるか分かりません)
詳細は本人インタビューで語られています。気になる方はぜひ一読あれ。私も読みましたが、最初のインパクトで思わず笑ってしました。
「未来永劫呪われない?」二次創作者になることへの覚悟 RD-Sounds(凋叶棕)インタビュー | 東方我楽多叢誌 〜strange article of the outer world〜
※踏むと別タブに飛ぶのご注意を
楽曲について
さて、楽曲について。
嘘と慟哭、unprivileged accessは去年のアドカレで語っている上、説明不要の神曲なので説明を割愛。気になる方は最初に貼った去年のアドカレのリンクから覗いてください。ダンカグに収録されて、ファンタジアロストへの収録も決定しているので、ぜひ聞きましょう!
また、音ゲー曲だとNeGa/PoSi *ラブ/コールもこのサークルの曲ですね。ハルトマンの神アレンジなので10回は聞きましょう。()
他にはスペルバブルに収録されてる心綺楼やプレイヤーズ・スコア、童遊等は有名な楽曲と行ってもいいでしょう。
個人的におすすめなのはホンノタビビトや呪いのエメラルド、鳥よ、伴に歩くその心あたりですね。特に伴に歩くその心はランコさんがボーカルを担当しており、ここまでの楽曲の雰囲気とは異なり、ガツンと勢いのある楽曲となっていいて、聴いていて非常にテンションが上がるが曲となっています。これでラブソングなのだからさらに驚きです!
さらに狂言「九十九星降」、有るまじき最終決戦のカタチは、インスト曲で暴力的かつ特徴的なピアノ使いがとても印象深い楽曲です。特に狂言は原曲の幻想浄瑠璃のお馴染みのフレーズに入ってからの盛り上がりが一押しです!
今回執筆にあたり協力を仰いだ友人の一押しの楽曲だと、靴の音を、響かせて、その手をや幻想少女物語、絶対的一方通行が挙げられました。これらは考察は後にして、曲の雰囲気や歌詞を味わってほしい、ティアオイエツォン入門の楽曲として非常におすすめです。
逆に、今から紹介する3曲はちょっぴり刺激が強く、入門にはおすすめはしませんが、ぜひ聴いてほしい楽曲たちであることを先に記しておきます。
改めて、course upon me!、げんきになったときのうた、禁符「フォービドゥン・ゲーム」です。後の曲ほど地雷度合いが増すのでご注意を。全部聴いてみての感想としては、入門には絶対向きませんが、これからティアオイエツォンを聞いていくならば必ず向き合うべきタイプの曲なので、この記事を気に興味が湧いた人は色々聞いてみてからぜひ聞いてみてください。補償はしません()
最後に友人から一言
この記事を通してティアオイエツォンに興味を持ってくれた人。是非是非CDを買いましょう。おすすめは『望』です。歌詞カードがとても凝っていてそちらも味わってほしいです。ご購入はメロンブックスから(Amazonは転売なので絶対ダメ!)
あとはおすすめ楽曲をリンク付きで!
曲名は風の唄、原曲は信仰は儚き人間の為に、ボーカルはめらみぽっぷさんです。
これは二次創作アニメ「秘封活動記録」第2話のOPとなっています。
このアニメでは、早苗が幻想入りする前後での“こちら側の世界”について触れているものです。詳細についてはYoutubeで公式がアニメ全編を配信しているのでそちらから試聴してみてください!
本曲はそのストーリーをもとに作られた楽曲となっているのですが、それに限らず広義での別れの歌とも解釈できる歌詞となっています。和風テイストな曲調と合わせて感じられる物悲しさがより一層心に染み入る楽曲です。ぜひ歌詞も調べて聴いてみてください!(本家は見つけられなかった)
本記事をかくにあたり、ティアオイエツォンをずっと追いかけてきた友人に力を借りました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。(ちょっと文量が多めなのはご愛嬌ということで)
19、発熱巫女〜ず/FELT
概要
こちらのサークルは、一見ネタ曲を量産してそうなイメージですが、そんなことはなく非常に良質なガチ曲をたくさん作っています。愛称は「発巫女」。
前述の通り音ボーカルのガチ曲を量産しており、全てが高いクオリティーを誇っています。故に界隈でも一目置かれており、ぜひ覚えておきたいサークルです。派生(姉妹)サークルでFELTも運営しており、コミケではいつも隣り合わせがお約束のようになっています。
メンバー
メンバーは代表のTim Vegasさん一人で、個人で運営しているサークルです。
ボーカルを入れる際は歌い手さんを起用しており、陽花さん、舞花さん、Chen-Uさん、milleさん、Vivienneさんなどがサポートメンバーとして活動しています。
そんな彼ら彼女らが手がける楽曲は、初期の頃は綺麗な音の楽曲を手掛けていましたが、最近だと盛り上がるライブミュージックを手掛けていますね。
私個人の好みになるのですが、昔の綺麗な音が好みでそちらをよく聞いてます。透き通ったアレンジで聴いているだけで心が洗われるような気持ちになります。
FELTについても触れておきましょう。スタイルは発巫女と同じ個人のサークルとなりますね。愛称はそのまま「フェルト」。
FELTはボーカルに応じてアレンジを変化させていて、時に万人受けするようにようなポップな曲であったり、時に予測のつかない変幻自在のアレンジであったりもする。このように、東方サークルの中でもアレンジにおいてトップクラスの実力を有しているのは間違いないでしょう!
楽曲について
さて楽曲について。
まず発巫女について、ダンカグにもあったフラグメンツ、Starlight Dance Floor、Lutus Love、Night Dreamは全て神曲なので必ず聞きましょう。
他調べて聴いて気に入った曲だと、Silent Storyは原曲どこいった案件ですが非常に聴き心地がよかったのでお勧めします。
また、Starry Night Flightは魔理沙の曲なんですが明るくポップな曲調がとても良きです。
最後にA Prayerを紹介して一区切りとしましょう。これは最近よりのハウスアレンジの楽曲で、BGMとして流しておくだけど落ち着きます。
FELTさんの楽曲も紹介しましょう。
ダンカグにも入っているCan't look awayやアーケアに入っているLost in the Abyssがパッと浮かびます。
他にもFlower Flag、TRULY GLORYにFind the wayも好きですねぇ。ハルトマンアレンジにハズレはない説がまた一つ立証されましたし、妖々夢アレンジのかっこよさと綺麗なアレンジの両立がまさに鳥肌のもです。
最後におすすめ曲をぶん投げて締めましょう。
曲名はJOURNEY、原曲は有頂天変、ボーカルは舞花さんです。
有頂天変のアレンジですね。砕月よろしく小数点の原曲ってどうしてこうも屈指の名曲が多いのでしょうか…そこに東方サークルトップクラスのアレンジが加わってできあがる曲が名曲でないことがあるだろうか、いや、ない。(反語)
冗談はさておき、原曲の威風堂々とした曲調から一転、壮大な世界を連想させるようなイントロから始まり、舞花さんの心地の良い声で紡がれるサビの盛り上がりはまさにFELTらしい楽曲となっています。
この記事を通してFELTについては改めてよく調べたのですが、本当に素晴らしいアレンジがたくさんあったのでぜひ他にも聴いて見てください!(本家音源がありました)
20、IOSYS
ここまで飛ばさずに読んでくれた方、本当にありがとうございました!これで最後のサークルにです。張り切って参りましょう!
概要
こちらのサークルは、東方Project黎明期において数多くのアレンジを制作し、東方の知名度向上に貢献したパイオニアのようなサークルです。愛称はそのまま「イオシス」。
ここまで紹介してきたサークルとは少し異なり、アレンジのほとんどが電波曲となっています。アルレコで紹介したBad Aplle!と並ぶレベルの有名曲を人気曲を量産しているまさにレジェンドであり、東方アレンジを語る上で絶対に外せないサークルです。
メンバー
現在の所属メンバーは、ARMさん(作編曲)、夕野ヨシミさん(作詞・デザイン)、D.watt/七条レタスさん(作編曲、DJ他)、void/コバヤシユウヤさん(作編曲)、uno/RoughSketchさん(作編曲、DJ)、まろんさん(作編曲、DJ他)の5人です。
まろんさんはクークリのライブでDJを任されたり、曲の作編曲を任されたりしています。最近だと某イラストレーター系Vの楽曲が大流行し、その作曲をしたということで一時有名人になってましたね。(個人的に“豚箱ミュニケーション”の語感が好きだったが没になってちょっと悲しい)
このサークル自体は北海道大学のサークルメンバーが中心になって設立され、なんと法人登録までしているそうです。
ただ、大半のメンバーは社員ではないため法人活動と同人活動は別と見て良さそう。
元々はファミコン等のゲーム音楽アレンジやオリジナル楽曲やCD、映像を作成していたサークルでしたが、東方アレンジがつべやニコ動で有名になりすぎたために、「IOSYS = 東方」のイメージが生まれました。
そのアレンジの影響を凄まじく、当時はまだマイナーコンテンツであった東方の知名度を底上げした第一人者と言っても過言ではないでしょう。事実、この記事を読んでいる人の中にもイオシスのアレンジから東方を知ったという人も少なくはないだろうと思います。
自分も東方という認知こそしてはいなかったですが、チルノのパーフェクトさんすう教室なんかはだいぶ早い段階で知っていました。
誰が言ったかイオシスを指して「AIが人間を超えられない理由」と言っていたのは色んな意味で印象的でした。
楽曲について
さて楽曲について。
チルノのパーフェクトさんすう教室はもはや音ゲーマーだと知らない人はいないだろうというレベルでありとあらゆる機種に入っていて、それぞれアレンジも加えられています。
他にも魔理沙は大変なものを盗んでいきましたや患部に止まってすぐ溶ける 〜狂気の優曇華院、進捗どうですか?、秘神マターラなど、一度は耳にしたことがあるであろう電波曲がたくさんあります。(ちなみに進捗ダメです…)
さらに、キューリバーにダイブ!、ねこ巫女れいむ、博麗神社町内会音頭、お嫁にしなさいっ!、スカーレット警察24時等々…どれも有名すぎて説明不要ですね。
ならばちょっと嗜好を変えて、数少ないガチ曲を紹介。惑いて来れ、遊情な神隠し、Phantasmagoria mystical expectation、信撃リザレクションなどは電波曲の人気に隠れがちな名曲です。(ネクロファンタジアに風神少女という約束された勝利)
最後におすすめ曲をぶん投げます!
曲名はわかさぎ姫の命をかけた寿司ネタ100本勝負、原曲はミストレイク/秘境のマーメイド、ボーカルは彩さんです。
ガチ曲を投げても良かったのですが、せっかくなので電波曲を投げました。
寿司ネタを100個言わないと死ぬ状況の時にご活用ください。
個人的おすすめポイントは、ヒラメに対して『えんがわ?」と入るツッコミに「うるせー」と返してるところですね。可愛い。
閑話2(コラボ楽曲)
ここまで大量のサークルと楽曲を紹介してきました。最後は、サークル間やゲームとコラボして作られた楽曲を紹介しましょう!
東方ロストワードとのコラボ
東方のソシャゲである「東方ロストワード」にはMVプロジェクトというものがあります。これは、東方の有名サークルがアレンジした楽曲を、あまり東方と関わりが薄い有名なボーカリストに歌ってもらうというもので、主に二次創作の活性化を目的にしています。
ここで発表される楽曲は、ストーリーを含んだ歌詞をもち、そのストーリーをゲーム内の「記憶遺跡」というコンテンツで見ることができます。
いくつかお気に入りの楽曲を紹介しますが、ぜひ世界観やストーリが気になったという人は、ゲームをインストールしてみてみましょう!
楽曲は以下のリンクから公式の再生リストに飛べるのでそこから!
1、指先の熱
MVプロジェクト第一弾、つまり初回の曲で、担当サークルは幽閉サテライト、ボーカルは島みやえい子さん、原曲は亡き王女の為のセプテット。
ロストワードの共通の概念として、名前を失うことにより力や存在も失ってしまい、秩序が乱れてしまった世界を渡っていき、失われた言葉『ロストワード』を探していくというものです。つまりこの歌の世界でも、何かが名前を失ったことで異変が起こり、レミリアの大切な家族が失われてしまった…という世界になります。一体何を失ってしまったのか、その時のレミリアの心境とは…詳細は曲を聞いてみましょう!
2、I'm Alright!
原曲U.N.オーエンは彼女なのか?のサークルA-Oneアレンジで、ボーカルはKIHOW from MYTH & ROIDさんです。
ロストワードによっておかしくなってしまった世界。破壊の限りを尽くしながら何ものの記憶を進むフランドール、その果てにいる謎の姉妹との邂逅。それを経てフランドールが思ったこととは…指先の熱のストーリーも少し噛んでいるので同時に見ることを勧めたかった!全て見た時、曲名のI'm Alrightの意味を理解して感動した記憶があります。ぜひ見てみましょう!
3、NAЯAKA
原曲少女さとりのサンホリアレンジで、ボーカルはカグラナナさんです。
異常事態に揺れる地底、さとりはペットたちを逃しながら、今にも狂いそうな頭で必死に理性を保とうとする。今にもおかしくなってしまいそうな苦しみに、思わずあげた祈りの声に応えたのは、神でも仏でもなく…鬼だった。
サンホリアレンジ特有のユーロビート調のダークな曲とさとりの心境がマッチしている非常に良質なストーリーなのでおすすめです!
サークル間でのコラボ
ここまで話してきたサークルたちは、全てそれぞれが得意とする音楽ジャンルがあり、それはまさに十人十色でした。
そんなサークルたちの個性のぶつかり合いが起きるのがコラボです。
そしてそれは大抵の場合において、とてつもないマリアージュを生みます!
そんなコラボ楽曲を軽く紹介していきます。
・ALIVER
この楽曲は「イノライ×少女理論観測所×AbsoЯute Zero」の3サークルの合作です。ボーカル7人に原曲も9曲分というめちゃくちゃ豪華な楽曲です。各原作のEXボスの原曲に自機組の二人の楽曲を合わせた楽曲で、全てを綺麗にまとめたアレンジの手腕にも驚かされます!
・幻想コネクト
この楽曲は「森羅万象×幽閉サテライト&少女フラクタル」の3サークルの合作です。ボーカル4人は各サークルで歌唱を担当するあよさん、あやぽんず*さん、天宮みやさんで、全員の語りかけるような優しい歌唱がとても心地の良い楽曲です。本楽曲も透き通った世界観とアレンジで3サークル全てのいいとこ取りができています!
この楽曲は「少女フラクタル×魂温泉」の2サークルの合作です。最初は雨宮みやさんの綺麗なネクロファンタジアアレンジですでに完成度が高いのですが、二番からの魂温泉のラップがまたカッコよくて聞き惚れてしまいます!決して曲の世界観を壊すことはなく、かつしっかりと主張もしている。本曲のアレンジの質の高さが伺えます。
・First Memory/Next Memory
この楽曲は「暁Records×Liz Triangle」の2サークルの合作です。曲全体で2部構成となっており、前半早苗の幻想入り以前の記憶(First Memory)をリズトラが、後半の幻想入り後の思い出(Nexrt Memory)を暁が担当しています。早苗の辛く苦しかった過去の心情とその決意がリズトラの得意なしっとりとした曲調で表し、
幻想入りしてからの努力、葛藤をStackさんの力強い歌唱で表す。最後のワンシーンには思わず泣きそうになってしまいまいした。
白状するとこの曲を布教したかったからこのコーナーを設けました。マジで生涯色褪せることのないであろう名曲です。同時に必ず聞いてほしい一曲です!
Remixでコラボ
最後に、既存曲をリミックスことでコラボをしている例を紹介します。
最も最たる例はナイトオブナイツでしょう。この楽曲はたくさんのサークルがRemixしていて、それぞれにサークルの個性が出ていて非常に良いです。
一つ一つにコメントしたいですが、流石に長くなるのでおすすめのサークルのリンクを貼るだけにしておきます。どれも超おすすめなので聞きましょう!
・魂温泉Remix
[東方Rap/Hip-Hop] 魂音泉 - ナイト・オブ・ナイツ (feat. ytr) - TOS Remix - YouTube
・豚少女Remix
【東方Vocalカラオケ】ナイト・オブ・ナイツ 豚乙女ver.【COOL&CREATE】 - YouTube
・ARM(IOSYS)Remix
[東方Vocal/Jpop] IOSYS - ナイト・オブ・IQの低いナイツ (ARM vs D.watt feat.あまね) - YouTube
他にはデジウィのParanoiaにもたくさんRemixがありま。気になる人は調べてみましょう。
あと最近だと森羅の無意識レクイエムをcosmoさんがRemixしてたのも記憶に新しいですね。より狂気度が増していて個人的には結構お気に入りです。容易にBPMを上げるのはどうかとは思いますが。(本音:いいぞもっとやれ)
最後に(タイトルについて)
ここまで30近いサークルと大量の楽曲を紹介してきました。ずっと触れていませんでしたがこの記事のタイトル『東方サークル学序論』に込めた思いを書いて締めとしましょう。
最初は普通に「東方サークル紹介文」とかにしようと思っていたのですが、あまりにも味気ない上にそのまま過ぎて面白いもない。
他にいいのはないかと模索した結果、本タイトルとなりました。
東方にはすでに語りきれない歴史とジャンルが存在します。
その中でも今回はサークルに焦点を絞り、紹介しました。これはまさに学問における分野分けと大差がないだろうと思い、東方Projectという教科に含まれる「東方サークル学」という見方をしました。
序論についても、入門と悩んだのですが、入門とするにはあまりにも細かいところまで踏み込んだ内容だったので、今回は序論の方が適切かと思い、こうなりました。
そして同時に、これは序論に過ぎないということです。言い換えれば、氷山の一角に過ぎないということです。紹介しきれなかったサークルはまだまだありますし、布教したい楽曲はもっとあります。
私がこの記事を通して望むことは、これを気にもっと東方の楽曲や世界に触れてほしい、知ってほしい、楽しんでほしいということです。この記事がその第一歩になることを心から願っています。
最後に、このあと後書きを書きますが、一足先にここで締めさせていただきます。
ここまでの長文の駄文稚分に付き合っていただき、本当にありがとうございました!
機会があればまた来年、お会いしましょう。
<後書き>
先に謝らせてください。すみませんでした!
まさかこんな文量になるとは思ってなかったんです!
初期構想だと各サークル1000文字未満で25000字くらい目標で去年と同じくらいの長さにしようとしたんです…気づけば超えてました。
推敲終了時点で43500文字でした。アホか?卒論じゃないんだから
全文読んでいただいた聖人の皆さんにはマジで感謝しかないです。正直飛ばし飛ばし読まれても文句言えん。
後書きで一生謝ってるのもおかしいのでちゃんと後書きします。
準備期間も含めると今回は1ヶ月の猶予があったので、せっかくならいっぱい書こうと意気込みました。最初は東方Projectの略歴とかでもいいかもとか考えてましたが、そもそも知識が浅すぎるので無理だなと断念しました。その後は本文の通りです。
書いてて、知らなかたこと、知らなかった曲がいっぱいありました。知らなかったことを軽く後悔するレベルの曲もありました。全部紹介したかったですが、泣く泣く諦めた曲もたくさんあります。自力で見つけ出して聴いてくれ…(無茶)
もう朝7時で死にそうなくらい眠いせいか文章の中身が薄い気がする。
言いたかったことを簡潔に言って締めます。
去年の100倍大変だったけど、去年の1000倍楽しかったです!!!
なんだかんだ東方好きだし、前向きな内容を書けたってだけで充実感がすごいです。
みんなも東方を一緒にもっと知りましょう!
明日(今日)の記事の担当は部長のおみみみさんです。
アイドルマスターは完全初心者なので、初級編は非常に助かる。期待しましょう。
改めて、ありえんほどの長文にもかかわらず最後まで付き合ってくれた方々、本当にありがとうございました!
以上、不死鳥でした。
備忘録
この記事はN.B.SQUAD Advent Calender 2022の19日目(最終日)の記事になります。
前日の記事はこちら!
花を漬けたシロップですかぁ…初めて聞きましたね。
2週間前の時点でアドカレのために仕込むとは…さすが院生の先輩。計画性が段違いだ…
最後の不満爆発含め、楽しく読ませていただきました!
閑話休題。
さて、今年N.B.S.に入れてもらい初めてアドカレの記事を書く私がなぜか最後に選ばれてしまいました。日程関係があったにしてもまさか最後になるとは…
音ゲー以外の記事を書くと面白くなるらしいですが、流石に最終日に関係ない記事を書く勇気はまだ自分にはないですね。
とりあえず自己紹介を。
N.B.S.所属、一年生の「不死鳥」と申します。メイン機種は迷子中(?)の状態ですが、最近はチュウニズムとプロセカを主に触ってますね。(メイン機種が迷子中の理由はこれから書く記事の内容と大きく関わっているのでその時に改めて)
音ゲー歴は未だ1年半にも満たないビギナーで、N.B.S.で一番短いと自負しています。自分より短い人是非連絡ください。
また二つ名として「八咫烏」とも名乗ってもいます。直近だと東方イベントをやってました。一応オンライン系(相手が赤の他人)ならば不死鳥。顔が見える相手には八咫烏を使ってます。ただ本名を伏せたいだけのために使ってるだけなので、対面の時は好きな方で読んでくれると嬉しいです。なお現状本名呼びが若干一名います。誰とは言いませんが
自己紹介ってどれくらいの長さが適切なのだろうか…まあいいか。
本題に入りましょう。
自己紹介で述べた通り、私は今メイン機種を迷子…喪失中の状況です。知ってる人や自己紹介時点で察した人もいると思うので勿体ぶらずに言いましょう。私のメイン機種だったものは…
「東方ダンマクカグラ」という東方の音ゲーでした。
サービス開始から終わるその瞬間までずっとプレイしてました。音ゲーもそこから始めました。俗にいう東方勢というやつです。
それ以前まではゲームは好きだったのですが音ゲーには謎の壁を感じて避けてきたのですが、東方の音ゲーが出ると聞いて一歩を踏み出しました。言ってしまえばこのサークルに興味を持ったのもダンカグが発端でしたし。
そんなダンマクカグラですが、10/28を以ってサービス終了となってしまいした…
正直喪失感が今でも抜けません。本記事とは関係がありませんが一つだけ…
そのゲームが好きなら精一杯の愛(課金)を見せろ!
終わってしまったら元も子もありません。全力で奉仕しましょう。
ここまでダラダラと書いてしまいましたが、今回は自らの備忘録として、そしてそれに託けてダンカグ関連の東方の二次創作楽曲を布教しようと思います。本題まで長すぎたかな…
何とか字数を抑える努力はします…が、溢れ出る愛が多すぎて多分無理です。
なので以下に目次を示すので気になるものだけを選んで読んでいただいても構わないです。(全部読んでくれたら超嬉しいです)
※東方二次創作楽曲とはなんぞやという人は以下の『記事を読む前に』を一読してから読んでいただくとよりお楽しみいただけます。
追記:結果として字数が25000字を超えました。正直クリスマス多忙な皆様には大変と思いますので、どうしても読んでほしいものには(*)をつけておきます。最悪それだけでも読んでくれれば私は満足です。ですがもし時間があるという方は、一つ一つに時間をかけて書いたので、ぜひ全部読んでくれると大変嬉しいです。
さらにいうと字面を追うだけですと間違いなく苦行の沙汰になるので、大量の貼った楽曲のリンクを一つ一つ踏むことを強く推奨します。
0,記事を読む前に
そもそも「東方」とは…
これを説明してると記事の長さが大変なことになるので東方完全初心者の方は以下のリンクから飛んでもらって大枠と世界観を感じてください。理解するのは多分不可能です
(余談ですがこのサイトを作ったのはダンカグ運営にも関わった”アンノウンX”です)
要は神主はすごいってことです。
ここで、本家シューティングゲームのBGMとして使われている曲を、ファンの間で「原曲」と名付け、親しんでいます。また、これに各サークルさんがアレンジを加えたり歌詞をつけて歌ったりしたものを総じて「東方二次創作楽曲」と呼んでいます。
例を挙げると、みなさんご存知「チルノのパーフェクトさんすう教室」はサークル「IOSYS」さんによる原曲「おてんば恋娘」のアレンジということになります。
以下リンクで聴き比べてみてください。
メロディラインやリズムなど似通う点が多数あると思います。
現在数えきれないほどの楽曲が制作され、配信、頒布されています。もはや東方は、一つの音楽ジャンルと言っても過言ではないと思っています!過言かもしれない…
1、ダンカグ書き下ろし楽曲から
さて、ここからは楽曲の紹介をしていきたいと思います。
まずはダンカグに書き下ろされた楽曲の中から6曲厳選して紹介しようと思います。
基本的に曲の感想と譜面の思い出を書いていきたいと思います。
ではまずこれからいきましょう…
1曲目「CHristmas Bomb!!」(*)
ということで早速クリスマスフラグを回収!
せっかくクリスマスに公開するならこれを入れないとと草案段階で決めてたくらいですw
改めましてサークル「ALiCE'S EMOTiON」さんによる原曲「ミッドナイトスペルカード」と「リバースイデオロギー」のアレンジ、「Christmas Bomb!!」になります!
編曲者はみなさんご存知REDALiCE氏によって作られた曲で、コロコロと転調しつつ、合間にはラップも挟まるなど、常識への反逆、挑戦的で挑発的なハードコアな一曲になっております。(公式引用)
もしかするとメリークリボッチに向けたエールなのかもしれない(個人の感想です)
該当者のみなさん、ご唱和ください、リア充爆ぜろ!
youtu.beダンカグではLuna難易度26とぱっと見簡単そうに見えて、長時間で乱打をさせる地力と体力を求める譜面で、当時の自分(音ゲー歴4ヶ月)からするとだいぶキッツイ譜面でした。
この曲のフルコンには実装から半年がかかりましたね。
特に辛かったのがこの階段配置。
ダンカグには階段を求める譜面が少なく、対応に非常に苦労しました。
この配置が終点ロングだったりして複数回飛んできて当時抜けまくったのを覚えてます。
半年後の段階ではプロセカで修行を積み、4指に切り替えた後だったので簡単に叩けました。
成長ってすごい!
叩けるようになったら楽しいタイプの譜面だったのでFC以降はずっとアップ曲としてやってましたね。またやりたいなぁ…
やりたくてももうできない悲しさが…
2曲目「解けないように」
ということで私が大好きなこの曲にしました。
サークル「KIHOW from MYTH & ROID」さんによる原曲「春色小径 〜Coloful Path」のアレンジ楽曲になります。
まず一言、大好き。ジャケ絵はぱっと見誰かわからなそうですがよく見ると我らが霊夢さんなんですよね。かっこよすぎてわからないやつ。
原曲からメタル調かつ低音に響かせるアレンジを加えることでかっこいい曲に仕上がってます。本当に編曲者様のセンスには頭が上がらない…
公式MVでは瀝青に塗れ記憶が朧げになり、記憶が混濁しつつつある中で、かつての記憶を思い出すことで紡いでいく…みたいな妄想が捗って最高です。未だ厨二病を患っているかもしれない
ダンカグの中では数少ないソフラン楽曲でした。
今でもソフランは苦手なのですがこの譜面は速度変化の瞬間はノーツが飛んでこない分だいぶ良心的でした。
あと最初は緑ノーツが多いので極論片手ベタ押しでいいので当時でも楽だったのが嬉しかった記憶が。
以降速度が戻ってからは正統派トリル譜面。できる人とできない人が顕著に現れるタイプの譜面でしたが、当時の自分はというと………
ダメな側でした…悲しい
まあこれも結局はABできるようになったので成長は実感できて嬉しかったですね…
もしまだダンカグができていたら27入門曲に推薦するくらいには良譜面だったと思ってます。
3曲目「Re:Unknown X」(*)
音ゲーマーでダンカグをプレイしたことがなくてもこの曲は知っている人は多いのではしょうか?
かつてスマホ音ゲー最強難易度とまで言われたダンカグの正真正銘ラストのボス曲です。
実際理論上二本指でFC可能な譜面の中では最高難易度だろうと俺は思ってます。Arcaeaとかの上位曲は三点押し以上を平気で要求してくると聞きますし。(確証がないので打ち消し線入れときます)
追記:執筆中の段階でプロセカに37来ましたね…スマホで四点押しは禁忌だろ…
閑話休題。
こちらはサークル(?)「まらしぃ」さんによる原曲「アンノウンX 〜Unfound Adventure」のアレンジとなっています。
音ゲーマーならまらしぃさんのピアノアレンジを一つは知っているだろうという偏見があるのですが…どうなんでしょう? 正直正しいかどうかは定かじゃないです。
全人類がこの曲を聴いて、「ボス曲」という揶揄に異論はないと思うくらい、かっこよさや壮大さ、加えてどこか悲壮感をも覚える曲になってます。
こういう曲は本当に大好きです。(唐突なお気持ち表明)
すぐ後で紹介しますがえぐい譜面に意識が持ってかれがちですが曲自体もかなりの良曲です。この記事を通して絶対に聴いてほしい曲の一つです。
ここまでで”最強”だの”えぐい”だの言ってた譜面の紹介ですが、
持論これを涼しい顔してしばけるならもうトップ音ゲーマーと名乗っても過言じゃないと思ってます。(2指でFCしようものなら人間卒業)
「こういう譜面は創作譜面でしかみたことない!」
本当にこの一言に全てが詰まってると思います。2週間でABを出した2名の方は本当に人間なのか疑います。(最大級の褒め言葉)
初手の四鍵階段からノンストップで飛んでくる乱打。
当然のようなレギュ違反の交差配置に高速トリル。ソフランを挟んだのちのボスアッタクパート(背景が暗くなるやつ)の配置はもはや説明不要ですね。
わかりやすい絶望と発狂がそこにいます。
秒間約11.5ノーツ飛んでくる頭のおかしい譜面なのに、それでも細かいところをみていくと、ところどころに「X」を象った緑ノーツや、緑ノーツを用いた音ハメなど、やけくそに造られた訳ではなくちゃんと譜面製作者の愛を感じられる譜面で、とても嬉しくなります。
「音ゲー最強だかなんだか知らないが、所詮スマホ音ゲーだろ?」とか思ってるそこのあなた。終わったゲームだからといってもうプレイできない訳ではありません。有志が作ったアプリで全く同じ配置で遊べます!腕に覚えがある人は自分に一声かけてください。いつでもインストールして待っております。ここまで言ってくる人はいないだろうけど
4曲目「マツヨイナイトバグ」
ダンカグ初期収録曲にして、例の曲が来るまではダンカグ最強の名を恣(ほしいまま)にしていた曲ですね。
この曲はサークル「COOL&CREATE」さんによる原曲「蟲々秋月 〜 Mooned Insect」のアレンジ楽曲になります。みなさんご存知クークリのビートまりお氏によるアレンジです。
少し私の話になるんですが、最近初めたチュウニズムにて、基本東方Projectカテゴリの曲を詰めているのですが、苦手な曲が軒並みクークリ制作の曲なんですよね…
リズムの取り方が独特なのか、単に速いだけなのか…いずれは紫で鳥が欲しいですね。
閑話休題。
曲調はクークリらしいハイテンポで楽しい曲になっていますね。人間が大好きなこわれた妖怪の唄?いえ、知らない子ですね。
【東方PV】人間が大好きなこわれた妖怪の唄【ビートまりお/COOL&CREATE】 - YouTube
フルバージョンはだいぶ後に、東方オトハナビ(詳しくは天弓天華オトハナビで言及)に収録されたことで明かされた曲で、公式MVはダンカグのサービス終了と同時に公開されました。悲しい
わかりやすくいうとリグルが無双する曲ですね(小並感)
頭に残りやすいフレーズや、合いの手を入れたりすると盛り上がりそうな、いかにもライブ向きな曲ですね。魂温泉II(後で紹介)とかと一緒のセトリにあったら会場大熱狂必死ですね。アゲてみたいでしょ〜〜?
譜面はというと、紫は当時の最高難易度29をマーク、これはのちにBreaking the Silenceが出るまでこの曲だけでした。
そしてサービス終了するその瞬間まで29最難関楽曲として君臨し続けました。
最初期から君臨し最後までラスボスとして威厳を保ち続けた曲…冥に近いものを感じますね…
BPM190の緑ノーツ多めの譜面で、初見は叩くかなぞるかがごちゃ混ぜになり歌詞通り、頭がバグり散らかす譜面ですね。これ初見で捌き切る人いたら認識力◎。
以前ダンカグでイベントをやった時も、緑ノーツに苦しめられる人が続出していました。
慣れてしまえばどうということはないあたり、プロセカの認識難に近いものを感じる。
認識難滅べ。隣接ノーツ消せ。ノーツの枠濃くしろ。認識難を難易度の一環として利用するな。みんなが幸せになる譜面作りを心がけやがれください。
…失礼。お気持ちが溢れ出てしましました。
ノーツ数も2:20で1636ノーツ。秒間約11ノーツとかいう平面かつスライド中の判定がない点を考えるとヤバすぎる量となってますね。大方緑ノーツのせいで瞬間密度がだいぶ上がってる気はするが…
(なお判定についてはガルパに近いのでわかる人はそれ参照で)
初期の頃は序盤が最難関なんて言われてましたが緑ノーツにプレイヤーが慣れてくると後半に目がいき、サビ終わりに地獄みたいな緑地帯があることが判明し、以降そこが難関として有名になりました。
緑の難所を抜けてもまた緑の難所が構えているという…結局は緑ノーツゲーですね。
5曲目「Karma D-Live」
この曲はサークル「BOOGEY VOXX vs PSYQUI」さんの原曲「デザイアドライブ」、「リジッドパラダイス」の複合アレンジです。
このサークルさんは自分は知らなかったですね。まだまだサークルの世界は広い…!
この曲について。
全体がラップ調であり、そのかっこよさを全身で感じる所から始めましょうか。
次に、歌詞に注目してみましょう。ラップの素晴らしさって全世界共通らしいですね。確かに韻を踏んだ文章のリズム感はクセになります!
この曲はダンカグが終わった後も定期的に聴くくらいお気に入りです。
さて譜面についてですが、
表記状は28となっているのですが、これは詐称曲だという認識をしてる人が多く、
自分も28でも強い方…29の弱い方でも納得な難易度でした。
難易度を構成してる要素として非常に大きいのが縦連だったと思います。
ラップ調なのでリズムは取りやすいので赤をやった時点では楽かなと思ったのですが、縦連による認識難と早いリズムに押され、かなり苦戦しました。
ボスアタックパートでは跳ねリズムも加わり、音ゲー歴一年に達していた当時でもだいぶ苦戦した記憶があります。そして久しぶりにライフが尽きた譜面でもありました。
その時点ではクリアすら困難だと思い、一度ダンカグを離れ、プロセカで縦連修行してから挑み、ついにFC…!
できませんでした…(無念)
いまだ速い譜面は厳しいので、鍛錬を積んでいずれリベンジできればと思っていたのですが…現実は残酷でした…
グスッ
6曲目「幻想に咲いた花」(*)
この曲はサークル「岸田教団&THE明星ロケット×草野華余子」さんによる原曲「神々が恋した幻想郷」のアレンジ楽曲です。
「神々が恋した幻想郷」は幻想万華鏡1、2話のOP曲の「色は匂へど散りぬるを」の原曲でもありますね。(この曲についてはおまけで少し触れています)
私の中の原曲トップ10に入ってる一曲でもあります。(誰得)
この曲はダンカグ書き下ろし楽曲第一号にして、このゲームを代表する楽曲でもあります。
今年の夏にやったダンカグイベントの課題曲にも指定しました。歌詞もダンカグのストーリーに沿うものとなっており、アップテンポな曲調や、ラスサビ前の2回の転調で盛り上げるなど、ダンカグを知る人も知らない人も盛り上がれる最高の曲だと思います。
譜面について。
個人的には26では詐称気味だと思っていて、瞬間的にですが24部も飛んできたりと、音ゲー慣れしていない人ほど苦手に感じる譜面だと思いました。
つまり俺です…なんてこった
じゃあ音ゲー歴が長い人ほど有利かと思ったら、ラストの緑ラッシュがダンカグ初心者殺しの配置になっています。
本当にあそこコンボカッターすぎる…
自分は研究に研究を重ね、全押しすれば通るという結論に至り、終了ギリギリで無事FCしました!AB?なにそれ美味しいの?
実際イベントでもこの曲をFCしてる人はだいぶ少なかったですね。
確認はしてませんが、おそらく最後の緑が原因かなと思われます。フォームに緑ノーツへのお気持ちを書く人もちらほらいましたし…
7曲目「Reconance 〜私たらしめるもの」(*)
今でも覚えてます。この曲が発表されたのは2022年の7/18
ダンカグの情報を伝える番組「ダンカグ通信」最終回にて発表されました。
ダンカグ通信 最終回 【東方ダンマクカグラ】 - YouTube
タイミング的に1周年を迎えるために、ユーザーは区切りとして最終回だと思ってました。
そうであってほしかった…
そして番組が始まり、開幕一番、『東方ダンマクカグラは、10/28を以て、サービス終了することが決定しました。』
私はこの一言で頭が真っ白になりました。
多分脳がそれを理解することを拒んだんだと思います。ちょうど晩御飯の配膳をしてる途中だったのですが、その場で硬直しました。
その後、団長のJYUNYAさんと副長の上田Pさんによる生声の表明文が流れました。
この時に『あ、本当に終わるんだ』と理解しました…理解してしましました…
まだ気持ちの整理もつかない中、番組は進み、1周年に向けて制作していた本曲…「Resonance 〜私たらしめるもの」がフルバージョン歌詞付きで流れました。
これを聴いて、気づけば涙が流れてました。
大好きだったゲームが終わる悲しさのためなのか、この曲の美しさゆえなのか、いまだにわかりませんが、私は泣いていました。
のちに紹介しますが「さよなら。ありがとう」の時ですら目が潤んだ程度で済んだのですが、この曲には、涙が雫となって溢れてきました。
(実際書きながら当時のことを思い出して泣きそうになっているので文章がおかしくなってるかもですがご勘弁ください。)
有終の美…というわけではありませんが、ダンカグの終わりに添えられる曲としてはあまりにも美しくて、あまりにも完成度が高すぎました…
譜面は難易度25逆詐称気味。
ダンカグとここまで寄り添ってきた我々人たちからすれば簡単に叩ける譜面でした…
ただ…寄り添ってきた人ほど、プレイ中に涙腺がやられ、譜面が霞んで見えなくなりフルコンできなかった人もいたとかいないとか…
(余談ですが俺は初見フルコンを逃した記憶が…)
正真正銘神曲です。是非聴いてほしい一曲なのでぜ10回は聴いてください。
閑話 推し語り
やはりサービス終了周りの話は私の心が痛いですね…
一回ここで気分を盛り上げていきましょう!
これまでのアドカレの記事を見ると、推しについて語っている人が割と多かったので、私も便乗します。
私自身いろんなゲームやってるので、もちろんそれぞれに推しがいるのですが、今回はもちろん東方の推しについて語ります!私は…
古明地こいし
というキャラがお気に入りです!
せっかくなのでダンマクカグラさんの立ち絵を拝借。
私の性癖?というか好きなキャラクターの共通点が銀髪長髪で大人しい子だと認識しているのですが(あれ?銀髪好きってどこかで聴いたような…気のせいか)
それを踏まえて上のこいしを見ると…あれ…いずれも当てはまってない…だと…⁉︎
まあ茶番はここまでにしといて…
これは東方好きあるあるなのですが、推しが二転三転するんですよね。その終着点が私はこいしでした。ちなみに推し第一号は”藤原妹紅”でした。ビビッと来た記憶がありますね。
こうやってみるとちゃんと好みに沿ったキャラ選になってますね。
彼女について語ってもいいのですが、本筋から逸れるので割愛します。
気になる人は個人的に来てくれれば語ります。
前述から察するように、こいしはその容姿ではなく、その設定とそれを受けての二次創作での性格、更なる設定が自分にどハマりしました。
まずは彼女の基本ステータスから見ていきましょう。
古明地こいし(こめいじ こいし)
- 悟り妖怪の妹
- 無意識を操る程度の能力
- 第3の目を閉じている
- 東方地霊殿 EXボス まあこんなもんでしょうか。
まず悟り妖怪とは、心を読むことのできる妖怪です。
こいしには”古明地さとり”という同じ悟り妖怪の姉がいます。
さとりの能力はそのまま、”相手の心を読む程度の能力”で、悟り妖怪は第3の目を持っており、これを通じて人の心を読むことができます。
しかしこいしはそれを閉じてしまっために心を読むことはできず、代わりに”無意識を操る程度の能力”を得ました。
(以下、二次創作設定を含みます。俺が一番好きな設定で話を進めます。)
悟り妖怪はその能力ゆえに人にも妖怪にも嫌われ、やがて地下深くの地獄に潜み、そこを統治するようになりました。
地底にこもり長い月日を経た頃、まだ第3の目を閉じる前のこいしはまだ見ぬ”地上”に興味を持つようになります。そして必然的に地上に行きたがるようになりました。
それを姉であるさとりは良しとせず、こいしが地上に行くことにひどく反対しました。
それでも溢れ出る好奇心を抑えられないこいしは、姉の目を盗んで地上へと向かいました。
その後数日ほど、こいしは帰ってきませんでした。
ある日、さとりが心配する中、こいしがついに帰ってきました。心配するさとりを他所に、こいしは自分の部屋へと戻り…
…第3の目を閉じました。
以降、こいしは人の心を読むことが出来なくなり、地上に行きたがることもなくなりました。
第3の目は彼女ら悟り妖怪にとってのアイデンティティでもあります。それを失ったこいしは、何者でもない、ただ漂うだけの存在となってしまいました。
それからのこいしは、自らの意志を持たずに、興味が湧いたこと、面白そうだと”感じた’気がする’”ことだけに従い、彷徨うようになりました。彼女自身が何かを考えることはなくなったため、悟り妖怪であるさとりにすら、その心のうちを知ることができなくなってしまったのです…
この後も話は続くのですが、ここで一度区切りとしましょう。
これも東方あるあるなのですが、最初の紅魔郷あたりは能力が直感的にわかりやすいものが多く、理解も容易なのですが、後半に行けば行くほど難解な能力が増えるんですよね。
例えばこいしの「無意識を操る程度能力」について。
仮に私がこいしに会うことができて、一緒に会話をしたとしましょう。
でもそれはこいしと会話したわけではなく、私の無意識がこいしと会話したと錯覚しただけにすぎず、その会話の内容も、”こいしだったらこう答えるだろう”と言う自分自身の無意識が答えているに過ぎないのです。いわばこいしとの会話は、自分自身との対話に過ぎないのです。
だって彼女はそこにいるかどうかさえ定かではないのだから。私がそこにこいしがいると錯覚しているだけとも言えるので。前提で一緒に会ったと言いいましたが、それさえ定かじゃないものとしてしまうのが彼女の能力です。
彼女はよく笑うキャラとして描かれます。つまりそれは、我々が彼女に笑ってほしいと望んでいるのが所以なのだろうと理解できるということです。
ここまでの話は理解できなくてもいいです。とても難解で、複雑で、高度な話になります。
私自身これをしっかり理解するのに軽く1年ほどかかりました。
俺が中学生の時、つまり思春期に入り多感になっていた時期に、このこいしのストーリーは私にだいぶ刺さりました。
そこから気にかけるようになり、さらにこいしに関する二次創作に触れるようになり、日を追うごとに、こいしと言うキャラクターの魅力や、無意識を操るということの本当の意味。知れば知るほど奥が深く、愛おしく、悲哀に満ちた子なんだと思うようになりました。
はい、結局「悲惨な過去に釣られて好きになったってだけの話だろ」って声が聞こえてきそうですね。それについてはこいしを追いかけながら自問自答したこともあります。実際その程度なのかと。そこで自分が落ち着いた解答は…
半分正解…と言ったところですね。
もちろん最初はそこに大きく引っ張られた面はあったと思います。実際この手の話は大好物でしたし。
ただ前述の通り、決して同情したり、シンパシーを感じたりしたわけではありません。
こいしは、ただかわいそうな少女で終わらないのです。
彼女自身第3の目を閉じたことを後悔はしていません…いえ、すでに”後悔”などという高度な感情は持ち合わせていない。というのが正しい表現ですね。
我々が彼女の過去を知り、それに同情し、哀れみの感情を抱こうが、彼女自身がそれについて何かを考えることは決してありません。だって第3の目を…心を閉じてしまったので…
この複雑で厄介な設定もまた、こいしの魅力と言えます。そこは譲れません
色々言いましたが結局は、”こいしいるところに不死鳥あり”と言うことです。
(ちなみに八咫烏、不死鳥は東方から拝借した要素は全くないので悪しからず)
↑ここら辺は来年アドカレをやるとすれば語るかも…?
ここで一回休憩を入れましょうか。
ここまでで大体4割ほどです。案の定長くなりましたね。もう一度目次を置いときます。
とにかく文章量がすごいことになったので、クリスマス多忙な人はご活用ください。
2、ダンカグ提供楽曲から
ここから、各サークルさんの書いてきた曲で、ダンカグに収録されたもの中から厳選して紹介したいと思います。
ちゃんとは数えていないのでアレですが、総勢120曲はあったと思います。
その中から好きな曲、印象的な譜面、フレーズがあった曲などを12曲紹介します。
1曲目 「嘘と慟哭」(*)
この曲は、サークル「凋叶棕」さんによる原曲「御伽の国の鬼ヶ島 〜 Missing Power」のアレンジ楽曲です。さて、この記事を読んでる皆さん。このサークル名読めない人は恥ずかしがらずに挙手しなさい!
…ノ
…まあ茶番はここまでにして。
こちらのサークル「凋叶棕(ティアオイエツォン)」さんのアレンジ楽曲は多分ほか音ゲーには入っていないと思うので、この記事を読むほぼ全員がはじめましてのサークルさんだと思います。
私は高校の時の友人に熱狂的なファンがいたのでその時に知りました。せっかくなので、件の友人に紹介文を依頼しましたところ、快く書いてくれました。以下コピペです。
凋叶棕はですねぇ…数ある東方二次創作サークルの中で一味違うサークルの1つであり、数多のアレンジ楽曲を世に出している。特徴として、『望』『伝』『彁』など漢字一文字のアルバムがあり、それぞれのアルバムでストーリーを構成している。また、アルバムごとに1つのテーマが存在し、そのテーマに沿って幻想郷に生きる少女たちを曲に乗せて描いている。数ある魅力の中のひとつにアレンジの幅というものがあり、整数ナンバー作品は勿論のこと、少数点ナンバーや旧作まで手が入っており、そちらも聞いてみるとより1層アレンジ楽曲を楽しめるだろう。また、楽曲には明るく楽しい雰囲気のものもあれば暗く悲しく、妬み嫉み恨みに塗れた感情を歌うものもあり、様々な感情を伺える。幻想に生きる者たちの営みを、耳を通じて感じてみて欲しい。
さすが、語らせれば一生語ってそうだな…この後にも登場するサークルさんなのでぜひチェックしておいてください!
本曲、「嘘と慟哭」は人間に恋をした鬼(伊吹翠香)の物語になります。
ゲームサイズバージョンは二番からとなっているのですが、この曲は全体を通して一つの物語となっており、鬼と人間の出会い、そして別れまでを描いた一つの作品となっています。
タイトルも秀逸で、タイトルだけではそんな物語には見えないと思いますが、ちゃんと最後まで聞くことでその意味を理解できる、共感できるものとなっています。
これもまた絶対に聞いてほしい曲の一曲となります。
譜面についてですが、これと言って難しい配置もなく、最初は緑ノーツに頭がこんがらがるでしょうが、慣れればどうと言うことはないという譜面になります。
ただ、上の動画を見た方ならもうお分かりでしょうが、この曲、ダンカグでもトップクラスに長いです。
曲全体で3:07と言う圧倒的長尺の体力譜面となっています。
これはあの曲たちが実装されるまでは最長でした。
(因みにあの曲とは:ネイティブフェイス3:17、ピュアヒューリーズ4:53)
ノーツ数1448もデカい数字ですが曲の長さを考えれば妥当かな?って感じですね。
余談ですがこの曲が私のダンカグ赤初挑戦譜面ですね。
なんと初プレイの動画が残ってました!
ものすごいグロ映像ですので覚悟のある人だけご視聴ください。
Shared album - 八咫鴉 - Google Photos
ダンカグ歴及び音ゲー歴数時間のクオリティーです。
こういう時期って誰にでもありますよね…?暖かい目でご視聴ください。
暖かい目(ドラえもん基準)
2曲目「HANIPAGANDA」
この曲は、サークル「暁Records」さんによる原曲「セラミックスの杖刀人」のアレンジになります。
暁Recordsさんは自分の好きなサークルの一つで、この後も度々登場するので覚えてくれるととても嬉しいです。
歌唱を担当しているStackさんの声が変幻自在すぎて沼にハマっていきましたw
これから暁Recordsさんがアレンジした楽曲は基本的にStackさんが歌っていると言うことをお忘れなく。限界オタク発現
こちらの楽曲はグルコスに入っていることは確認してます。やってる人ぜひやってみてください!私は…いつかやります。(他力本願)
前座が長くなってしまいましたが、この曲を一言で表すなら…ハニパガンダガンダハッハッハと言う頭に非常に残りやすいフレーズですね。一回聞くともうミームに侵され、また聴きたくなる呪いにかかる、非常に中毒性の高い楽曲となっています。もう私は一日一回は聞かないといけない体になってしまいました。
一緒の脳を侵されましょう。
さて譜面はというと、暴れ回る青ノーツ、超密度で飛んでくる緑ノーツ、片手ホールドかつ微縦連による跳ねリズムに、特徴的なリズム。
満場一致の癖ツヨ譜面になっています。
これのフルコンはたまにポロっと出るくらいで全く安定しませんでした。
ただリズムをとりやすい曲であったのと、音ハメが多めなので多々言っている分には脳汁ダバダバな譜面でもありましたね。
ただ良くも悪くもダンカグ慣れしてないと地獄みたいな配置が飛んでくるのも事実です。
(前にやすたり先輩にやってもらった時には初見でしたがなんとライフが尽きてしまいまいした。あのやすたり先輩でさえ…それを見てでやっぱり癖が強いんだなと実感しました。)
まあ色々言いましたが、楽しい曲なのでぜひほか音ゲーにも入ってほしいですね。
3曲目「Hollow Masquerade」
この曲は、サークル「少女理論観測所」さんによる原曲「亡失のエモーション」のアレンジ楽曲となります。
秦こころをイメージした楽曲となっている訳ですが、まずこの”こころ”と言うキャラクターについて少し補足を。
個人の意見になりますが、先述した”こいし”と対極を成すキャラクターだと俺は思っています。 心を失い、感情のままに行動するこいしに対し、多感でありながら、それを表情、ないし感情に表すことのできない”こころ”。
お互い大切なものを失っていると言う面では似たもの同士とも言えますね。
”こころ”は未知の感覚である「感情」に対して興味津々であり、他人から見聞したものをもとに、自らの感情を能楽や、頭につけるお面によって表現しようと努力しています。
閑話休題。少し逸れ過ぎてしまいましたね。
本曲は”こころ”の仮面にフォーカスを当て、現代社会を風刺した楽曲となっています。
現代の人々は皆対外に対して社交仮面(ペルソナ)を被り、偽りの感情をその仮面に写しています。そして一度仮面をつけると、その仮面を脱ぐことができなくってしまっています。もしこの仮面を脱いで、ありのままの自分を晒すことができたら…!
風刺もさることながら、曲調や後ろで流れる機械音のような音もいい味を出しており、イントロを聴いただけで、素晴らしい曲だと思わせる何かを感じさせるのも素晴らしい点です。
Teraさん…あんた天才だよ…(何様)
さて譜面について。
27としては弱い方で、リズム難に跳ねリズムと叩きづらい要素は割と揃っているのですが、意外とFCには苦労しない曲でしたね。
終始リズムに乗りながら楽しく叩ける譜面です。緑ノーツの存在がだいぶプラスに働いた譜面だったなと当時の私は感じていました。
緑も全部タップだったら間違いなく28送りです。
この曲も最近は聞くのが日課になってる曲です。ぜひみなさんも繰り返し聴いて、この曲の虜になりましょう!トリコロージュ
4曲目「トランスダンスアナーキー」
この曲は、サークル「暁Records」による原曲「クレイジーバックダンサーズ」のアレンジ楽曲です。再び登場暁Recordsさん!
こちらの楽曲についてはチュウニズム、マイマイ、ボルテでもプレイ可能です。曲が気に入った人はぜひそちらで遊んでみてください。
さて、この曲はバックダンサーズ、丁礼田舞と爾子田里乃による応援ソングとなっています。「実力以上は実力のうち」「秘めたる力はいつかの普通」音ゲーマーとしてこの励ましはだいぶ癒されますね…( ´∀`)
公式MVのぽんぽんを持ってるデフォ絵も好きなんですが、たまに見えるハイライトoffの狂気の面…みたいのも好きです。みなさんはどっちが好きですか?
余談ですがこちらの曲は作詞編曲歌唱全てが前述のStsckさんによるものです。イントロのフレーズも全部この人です。化け物か(褒め言葉)
さて譜面について。
元祖クソ緑譜面となっております。
(因みに真打がいます。気になる人は「巡るHarvest」で検索!)
これをしっかりなぞってフルコンした猛者は自らのなぞりの精度に自信を持ってのいいレベルだと思います。自慢ですけど俺は最後以外二本指で安定して繋げられます。
余談ですが、緑ノーツ君はサービス終了までに実に2回の弱化修正を食らっており、最後の調整で完全弱体化を果たしました。
個人的には最初は確かに厳し過ぎましたけど、最後のはやりすぎ感が否めなかったです。これでも音ゲーとしての厄介ポイントだったのでもっと誇ってもいいと思うのに…
閑話休題。
緑の素早いスライドが要求されるために抜けやすく、速過ぎずかつ遅過ぎない速度で擦る必要があります。チュウニズムかな?
緑に目が行きがちですが、ダンカグから順当に音ゲーを始めた私みたいな人は、実は16部のトリル、縦連でも抜けるので、フルコンを狙っているあっちこっち抜けまくって、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図となりました。
私は結局、緑は全部押して拾いつつ、黄色を執念で叩いて、なんとかFCしました。
これはまだ別音ゲーで遊べるので気持ちが楽です。これもまた中毒性が高い楽曲となっているので、ぜひみなさんいっぱい聴きましょう!
5曲目「ソリッド」
この曲は、サークル「豚乙女」さんによる原曲「今宵は飄逸なエゴイスト(Live ver) ~ Egoistic Flowers.」のアレンジ楽曲です。ここに来て初登場豚乙女さん!豚乙女さんの楽曲は東方アレンジに限らず、いろいろな音ゲーに入っているのでぜひ探してやってみましょう!先輩に聞いた感じボルテに結構入ってましたね。
さて、この曲はBPM222の超高速楽曲となっております。
あのマシンガンポエムドール(BPM220)より早いってまじか
その疾走感たるや…聞いていて爽快な気分になりますね。
そしてまたもや中毒性の強い楽曲となっております。
サムネにもいますが、貧乏神の依神紫苑をメインに作られた曲で、「何も持たぬことは不幸なことである」そう考えるのはいかがなものかというメッセージ性の強い曲になっております。
トランスダンスアナーキーとは別ベクトルの応援ソングとなっていて、幸せの対義語が不幸ではないと歌詞では訴えているのが個人的にはココスキポイントですね。
譜面について。
前述した通り圧倒的BPMから飛んでくる高速乱打で超難関…みたいな感じにはならず、ロングノーツ主体のリズムさえ掴めば叩きやすい譜面となっております…前半は。
後半…というかボスアッタクパート終了後に微縦連ラッシュが飛んできて、微縦連慣れしていないとそこで詰む仕掛けになってます。良心を見せてから一刀両断とは…さすが運営。
実装当時の私は最後の微縦連が捌けずに敗北したわけですが、その後修行を積み、無事フルコンしました!
6曲目「LOVE EAST」(*)
この曲は、サークル「暁Records」さんによる原曲「運命のダークサイド」「厄神様の通り道 ~ Dark Road」のアレンジ楽曲です。
三度目の登場暁さん。もちろん今回も歌唱はStackさん。
余談ですが、この曲はカラオケで歌ったことがあるのですが、これを歌えるStackさんはやばいってことだけわかりました。
こちらの楽曲はチュウニズム、マイマイ、ボルテに入っているようですね。この御三家のカバー能力強過ぎんか…
曲については、厄神様の鍵山雛にまつわる歌ですね。
みんなが厄により落ち込んだりしてる中で、雛さんが厄を払いながら慰めてくれる曲となっております。イラストも声も全部好き
ここまで執筆してて思ったんですが、なんか応援ソング率高くないですか?
癒しに飢えてるのかな…
譜面はというと、
27では少し弱め…?地力譜面なので音ゲー歴長い人ほど簡単な譜面って感じですね。
以前ビートま○お氏が「自分の叩ける程度の速度の単純なトリルが音ゲーマーにとって一番叩いていて一番気持ちいい」と配信で言っていたのですが、これは共通認識ってことでいいのかな…?少なくとも私はそうです。
単純なトリルが多いこの譜面は、最初こそタップが多くて苦労しましたが、叩けるようになってからは脳汁譜面になりましたね。ボスアタックパートでの「LOVE」のノーツ遊びも嬉しいですし、この譜面は良譜面だったと思いますし、周りに胸を張って言えます。
本当にもうできないのが惜しい…
7曲目「unprivileged access」
この曲は、サークル「凋叶棕」さんによる原曲「少女さとり 〜3rd eye」のアレンジ楽曲になります。再び登場凋叶棕さん(もう読めますよね?)。
今回のボーカルは「嘘と慟哭」の時とは別の人ですね。このサークルさんはアレンジと編曲を担当し、ボーカルは別の方に委託するシステムをとっているらしいです。なんというか…正体不明感があってすごく好き(お気持ち)
さて、曲についてですが、閑話を読んでいただいた方向けに説明しますと、ご想像通り、こいしの姉のさとりがメインの楽曲です。さとりの楽曲については後でもう一曲紹介しようと思っていますが、多くの人に忌み嫌われてきた悲しみや、こいしに対する思いを綴る歌だったりするのが常なのですが、この曲はちょっと違います。ありふれたさとりの曲って、割とさとりに同情するような歌が多いんですが、一回まっさらな気持ちで考えてみてください。
心を読んでくる妖怪ですよ?…普通に怖くないですか?
この曲はそこにフォーカスを当てています。心を読む恐ろしい妖怪。さとりのことを終始その視点で歌い続けます。
このイレギュラー感がむしろ刺さります。妖怪とは人の恐怖の感情が具現がしたもの。それを彷彿とさせるこの曲の魅力をぜひとも感じてほしいです!
譜面については、局所難譜面ですね。
ボスアタックパートまではちょっと弱めの27の譜面が飛んできます。
曲のリズムが掴みづらく最初は混乱しますが、何回か叩けば割となんとかなります。
問題はボスアタックパート終了直後。
そこから譜面は当時29相当とまで言われてました。あの配置を初見で認識して繋ぎ切るには相当ダンカグに慣れている必要があります。
緑ノーツを叩くべきかなぞるべきかの判断が非常に困難で、それが認識と判断を鈍らせます。
自分は完全になぞる前提で譜面研究をして、最終日に無事FCできました!
これが本来の妖怪という雰囲気をぜひ感じ取ってください!
8曲目「Sadistic Love」(*)
この曲は、サークル「Silver Forest」さんによる原曲「平安のエイリアン」のアレンジ楽曲です。クリスマスらしい恋の歌になります。()
ちなみに曲名を日本語に直訳すると「加虐的な愛」になります。
恋愛とは誰かが傷つくものなのです。
さて曲についてですが、
タイトル通り暴力的な愛を向ける封獣ぬえ…みたいな感じになってますね。
歌詞もだいぶアダルティなものになっておりますので、変態紳士の皆さんはぜひ歌詞で妄想をお広げください。
少し歌詞の考察も。
前半は一方的で暴力的な愛を向けているだけに見えましたが、後半では完全に手折られ、相思相愛で求め合う関係になるという…
とってもくりすますらしいかしですね!(思考停止)
さて譜面についてですが、
個人的には26相応、全体的に簡単だが一部面倒な配置が飛んできます。
この辺りですね。
一見ただの同時押し地帯なのですが、緑ノーツが多めの譜面になります。
これが厄介で、なぞるか叩くかになるのですが、なぞると途中の黄色を押すために指を離した瞬間巻き込み、叩くと少しでもリズムが狂うと判定が広い緑に巻き込みコンボが切れます。
そのために、見た目以上に難しい配置になっています。(緑緩和がきてから巻き込みはグレ扱いになったので難所でもなんでも無くなりましたが…)
自分は最初はなぞって取ろうとしましたが巻き込みまくって話にならなかったので全部押して執念で繋ぎました。いかにもダンカグらしい難所で個人的にはお気に入りでした。
アダルティな曲なのでそういうの苦手な人は、歌詞は一回忘れて曲調から感じる恐怖心を楽しみましょう。
9曲目「湯けむり魂温泉II」
この曲は、サークル「魂温泉」さんによる原曲「旧地獄街道を行く」のアレンジ楽曲になります。
ここで初出のサークルが来ました!魂温泉(たまおんせん)さんはラップ調の曲が多く、y.t,r(ゆとり)さんのラップが耳に馴染み、合いの手を入れたくなるような曲がたくさんあります。
さて、この曲についてですが、マツヨイナイトバグの時にも行った通り、曲のセトリにあったら間違いなく盛り上がる一曲となっています。
前述の通りラップのリズムが耳に馴染み、思わず口ずさみたくなるフレーズが多くあります。
私だったら「漢字三文字」だったり「初見で殺す三歩必殺」とかとか。
書きながら聞いているのですがだんだん気分が上がってきてますw
譜面について触れる前にちょっといいですか?
スゥゥゥー ハァァァー
さとりかわえぇぇぇぇぇぇぇ!!!
…失礼。では譜面について。
曲調に沿うように最初は密度低めなのですが、曲が進むにつれて密度が上がっていき、ボスアタックパートで最高潮になります!(この運営の計らいに頭が上がらない)
比例して曲も難しくなり、初見で捌き切るのは困難になってきます。
特に短い青ノーツ。あれの離すタイミングがまあ難しい。
普通にタップルするとコンボが切れます。かといってホールドしようとするとコンボが切れます。(結局コンボが切れる)
自分は結局フルコンできませんでした。
ただやってるとぶち上がってくる曲なので是非嫌なこととかあった後にでも聞いて気分を上げてください!
10曲目「偶像に世界を委ねて(marasy piano ver.)」
この曲は、サークル(?)「まらしぃ」さんによる原曲「偶像に世界を委ねて ~ Idoratrize World」のアレンジ楽曲です。
プロセカ勢の皆さんなら「まらしぃ」という名前には聞き馴染みがありますよね?
私はやってないのであれなんですがノスタルジアをやってる方々にも馴染み深いのかな?(自信がないのでここでは言及することを避けておきます)
知らないよって人向けにいうならば、前述している「Re:Unknown X」を書き下ろしたピアノがすごい上手い人ですね。そちらではあまり触れなかったのでここで触れておきましょう。
プロセカにもいくつかの楽曲を書き下ろしたり、さまざまな曲をアレンジを加えてピアノで弾いたり、時に音ゲーもやる、とても多才な人です。
俺はちょっとダンカグの譜面のせいで少し印象が濁ってしまってますが…
この曲についても少し。こちらは鬼形獣の6面ボス埴安神桂姫のテーマソングです。
序盤の息を呑むような激しい演奏ののち、雄大さと静けさに近いピアノが哀愁を誘い、
思わず聞き惚れてしまう、そんな曲となっています。
さて譜面ですが、全会一致の27最強譜面です。
さっき述べた前半の激しい地帯ですが、なんと全部タップで取らせにきます。2本指で繋ぐのは至難の業です。
先輩方にやってもらったことがあったのですが、他音ゲーで指押しを鍛えまくってる方々は割と簡単だったようで、むしろ抜けた後の全レーン緑ノーツで抜けてる人が多かったですね。
ダンカグをずっとやってた身からすると最初が繋がって緑が抜ける理由がわからない
抜けた後もリズム難の同時押しが容赦無く降ってきます。
リズムさえ掴めば対応可能ですが…掴むのも大変だし何よりそこまで行ける方が少なかった。
この譜面は今でもできる気はしません。
一発で運指が見えた猛者には最大限の敬意を払います。
11曲目「天弓天華オトハナビ」(*)
この曲は、サークル「COOL&CREAT」さんによる原曲「あの賑やかな市場は今どこに ~ Immemorial Marketeers」のアレンジ楽曲になります。
みんな大好きビートまりお氏によるアレンジ楽曲です!マツヨイナイトバグの時にはあまり触れなかったのでここで書いておきましょう。
クークリは東方が栄え始めた頃から二次創作を始めており、神主ZUNが東方の父ならば、まりおさんは東方の母(男)と言っても過言ではないです!異論は認めます。
さて、曲についてですが、
この曲は「東方オトハナビ」というアルバムのために書き下ろされた楽曲で、まりおさんの願いがこもってます。
そもそもこのアルバムは、コロナ禍で同人イベントを開けずにいる状況で、”東方”という一つの文化を絶やさないために何かできないかと企画され、各サークルさん等が協力して作り上げたのがこちらのアルバムになります。
クークリ含め多くのサークルさんがこのアルバムのために楽曲を書き下ろしたことで、大きな話題を産みました。
ここまでからでもわかる通り、クークリさんは東方への愛がすごい!
こんなに好きな人が他を代表して作った曲なんだ。絶対最高に決まってる!
ということで長くなりましたが歌詞について。この曲自体は異変(コロナ)によって忘れてしまいつつある市場の活気を思い出し、みんなでどんちゃん騒ぎしよう!という曲になっております。クークリらしい音作りで、聴いていると最高にぶち上がります!
譜面についてですが、
なんとこの譜面。ビートまりおさんが作成した譜面になっております。
そしてまさしく二次創作みたいな配置が飛んできます。ボスアタックパートまではトリル主体の叩いていて気持ちのいい譜面で、脳汁ドバドバ出しながら叩けます。
さすがまりおさんわかってる!
そしてボスアタックパートを抜けてからがこの譜面の本番です。
まずどんちゃん騒ぎに乗じて左右に揺さぶってくる同時押し。
そしてまさかのZUN配置…!創作譜面感万歳ですごく楽しかった記憶があります。
(余談ですがNの配置、運営では2本指で繋ぐことができたそうです。運営にもやばい人いるな…)
そして微縦連混じりの同時押し地帯を抜けての最後の24部トリル!
最初から最後まで疾走感も爽快感もある楽しい譜面でした。トッポみたいになってしまった…
もちろん私に創作譜面を捌けるわけなく、フルコンできませんでした…
終わる前にフルコンしたかった曲の一曲ですね…
12曲目「さよなら。ありがとう。」(*)
この曲を聞く前に少し言いたいことがあります。
恐らく10/28の19:55近辺は、この曲をプレイしていたユーザーも多かったであろうと思います。歌詞も曲調もタイトルの通りです。歌詞も難解なものではありません。譜面もダンカグの紫の中で最弱と言われるほど簡単です。
だから、余計なことを考えず、ただこの曲を聞いて、ユーザーがどんな気持ちでダンカグを見送ったのか…感じ取ってくれると嬉しいです。
それでは改めて、サークル「舞音KAGURA」さんによる原曲「天空の花の都」のアレンジ楽曲
「さよなら。ありがとう。」
” さよなら また逢えるその時まで ”
この想いは胸の奥に閉まっておくよ
さよなら なごり雪が降る頃に
またこうして迎えに来るよ キミの街へ
3、最後に
普段ブログなんて書かないのでだいぶ稚分駄文を連ねてしまったと思うのですが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
東方のことを知らなかった人、今まで興味を持ったことがなかった人は、この記事を通じて東方に興味を持ってくれると、私はここまで書いた甲斐があったというものです。
元々知ってた人、興味があった人には、より深く知る、またより好きになるきっかけになれたら幸いです。
ダンカグについて
正直、悔いはなかったといえば嘘になります。
まだやりたかったこと、詰めたかった譜面、たくさんありました。学生だったゆえに課金が思うようにできなかったり、なおさら受験生だった訳ですからそんなに深くやり込むことが難しかったのもまた事実です。
一時期プロセカに移行してダンカグをあまり触ってない時期もありました。ですがそこでの経験が、ダンカグで生きていたと実感できていたので、ダンカグを上手くなるためにやったことの一環だったと理解できますし、納得もできるので、それについては悔いてはいません。
強いて言えば、なんでもっと早く音ゲーを始めなかったのか、というのが一番の悔いです。そうすれば、もしかしたらマツヨイもフルコンできたかもしれない。後一年…いや半年でも早く音ゲーに触れていれば…!
………
…たらればですね。私はダンカグがあったから音ゲーをやろうと思えたのです。ダンカグがあったから、受験も頑張れたし、N.B.S.の皆さんにも会えました。とても大きいものをダンカグからはもらいました。それに報いる手立ては、もう…
東方ファンタジアロストについて
…ないと思っていましたが、ダンカグ最後の日に公式の動画にて、Steam版でダンカグのスタンドアローン版である「東方ダンマクカグラ ファンタジアロスト」の企画を発表しました。まだ資金不足で制作までには漕ぎ着けておらず、合わせてクラウドファンティングも実施されました。
受けた恩に報いる機会を…与えていただきました。
クラファンについては目標1500万円として2023/1/9までの実施でした。そしてその金額は…クラファン開始30分で達成されました。
リアタイで金額の遷移を見ていましたが、正直、圧巻でした。多くのユーザーが、ダンカグに続いてほしいと願っていました。それだけでもう…涙腺が…
執筆段階での合計クラファン金額はなんと…
1.1億に到達しています!
すでに任天堂Switchでの製作が決定しており、後一千万円で物理パッケージの制作もされます!本当に…すごいです。
私はこの大晦日に帰省して、親に頼んでお金を前借りしてクラファンしようと思ってます。
別に記事を読んだ人にクラファンに協力しろなんて言いません。ただ、ダンカグは、東方は、これだけ愛されているってことを感じて欲しかったのです。
お気持ち
東方はだいぶ世間に浸透してきているとはいえ、まだまだオタクの趣味だと俺は思ってます。むしろそれでいいとも、思っています。
好きな人が続ければいい。やりたい人がやればいい。
そうやって25年続いたコンテンツなのですから。
今回紹介してサークルさんも、元はみんな東方が大好きで、もっと東方を盛り上げたいと思って活動してると思うんです。
私たちも、別に曲を作らなくたって、ゲームを作らなくたって、それで遊ぶ、サークルさんが作ったものを楽しむだけで、十分に東方を盛り上げることの一助になります。
最後に、この記事を読んで、東方を知りたくなった皆様へ
きっかけなんてどうでも良いのです。
興味を持ったその瞬間に行動することが、自分の好きを増やすことにつながると、私は信じています。東方のことで気になること、聞きたいことがあったら、気兼ねなく私を訪ねてください。東方が好きな同志が増えることを、私は心から喜ぶし、歓迎しますから。
この後もう少し続きます。
いいタイミングなのでまた目次を置いときます。
ここまで読んで見返すも良し。おまけの全容を把握するもよし。無視も良し。
各々の思うようにお使いください
Ex.音ゲーには入ってないけどぜひ聞いてほしい曲
はい!
ここまでなんとなくしんみりでしたね。クリスマスにしんみりしやがって…!誰のせいだよ
てことでここからはタイトル通り、音ゲーには入ってないけど個人的におすすめの曲をいくつか紹介します。あえて有名サークルさんのマイナーな曲を選んできました。ここまでですでに2万字を超えていますが、まだ付き合ってくれる人はぜひ最後までお読みください!
1曲目「ささやく、消えかけた後遺症が」(*)
この曲は、サークル「幽閉サテライト」さんによる原曲「ラストリモート」「ハルトマンの妖怪少女」のアレンジ楽曲です!
実はここまでの記事で、幽閉サテライトさん、及びこいしの曲を避けていたのに気がついたでしょうか?
幽閉サテライトさんはクークリさんの次に有名と言っても過言ではないくらいの超大物サークルで、きっと知ってる人も多かろうということで避けました。代表曲が「色は匂えど散りぬるを。」ですね。かつて”幻想万華鏡”のOPだった曲です。東方でもかなり人気かつ有名な曲だと思いますね。
こいしの曲を選ばなかったのは単純、恐らく一生語ってしまうからですね。自制できる気がしなかったので避けました。
ですがここはあくまで”おまけ”。やりたい放題やらせていただきます。
閑話休題。前置きが長すぎますね。
この曲は「Unprivileged access」の時に言った、さとりの”常”側の曲ですね。
余談ですが、こういう意味深なストーリーに古明地姉妹は本当によく合う。
原曲はこいしのものですが、視点はさとり寄りになっていて、
失った”何か”を求めてもがいている様子が伺えます。果たして”後遺症”とはなんなのか…?
わたしから解釈を押してけるようなことはしません。ぜひみなさん、各々で考えて、妄想を膨らませて、楽しんでください。それも東方の一つの楽しみ方です!
(というかここで語ると大変なことになるので今回は割愛で。)
余談ですが今回は2曲の原曲の合作となっていて、ハルトマンはこいしの、ラストリモートは地霊殿EXのテーマ曲です。
個人的に屈指の神曲なのでぜひ聞いていってください。
2曲目「無意識レクイエム」※閲覧注意(*)
この曲は、サークル「森羅万象」さんによる原曲「ハルトマンの妖怪少女」のアレンジ楽曲です。二連続こいしの曲だぁ!やったね!は?
森羅万象さんも大物サークルさんですね。コミケだといつも壁サー常連ですね。
(壁サーとは、人気がすごくて人が集まることが予想されるサークルは、人を整列させやすい壁際に配置されるため、そこに配置されたらすげぇ人気があるってこと。つまり森羅さんはすげぇってこと)
そんな森羅さんにこいしの曲をアレンジしました!やったね!
…しかしまあ小見出しにも書いた通り、一部グロテスクな演出があるので、見る時間帯には注意してください。まあ投稿遅れてるせいでみんな陽が上ってから読むことになりそうですがw
……本当にすみませんでした。来年があるならもっと計画的に書きます…
閑話休題。
この曲は、都市伝説の「メリーさんの電話」に倣ったストーリー展開の曲になります。
…ねぇ、知ってる? ある番号に電話をかけて願い事を言うと、その願いが叶うんだって。でも願いが叶った人は…■んじゃうんだって
そんな都市伝説に対し、面白半分で電話をかけた二人の女子高生。その二人その日学校で…
想像するだけで恐ろしいですね…こいしはその能力ゆえにメリーさんに例えられることもあります。でも今回は少し様子が違うような…
続きは実際に曲を聞いて、考えてみましょう!考察する楽しみも、味わってほしい!
※最初に閲覧注意と書いたので、怖くて電話をかけられなくなっても私は一切の責任を負いませんので悪しからず。
追記:Muse Dushという音ゲーに収録されいることに書き終わってから気づきました。
コンセプト崩壊してますが、所詮おまけなので気にしすぎないようにしていただけると大変助かります。
3曲目「ココロコイシ」(*)
こちらはサークル「暁Records」さんによる原曲「ハルトマンの妖怪少女」「ラストリモート」のアレンジ楽曲です!
またこいしの曲かって?そうだよなんか文句あっか‼︎
失礼。元を辿ればこれは布教の記事なので、推しの曲で埋まっていくのは必然な訳で…
てことでこの曲について。
上の2曲は考えさせるような曲だったので、
ここで何も考えずに コイシカワイイ を享受できる曲を持ってきました。
もはやみなさんお馴染み暁さん。しかし今回はStsckさんではありません!今回はめらみぽっぷさんというかわいい声を持った方です。こいしの可愛さを伝えるには十二分な方です!
基本的にはこいし自身について歌っている曲なのですが、その明るい口調や歌詞から、自然と励まされる曲になっています。
こいしに興味を持ってきたそこの君!ともに語ろう!
(限界オタク発生警報発令中)
4曲目「インターネットサバイバー」
まだやるのかと思った読者諸君。安心したまえ、これで最後だ。
というよりさっきので終わりにしてしまうと、こいしの曲しか知らないこいしオタクになってしまうので別の曲も紹介させてくれ。頼みます。
改めて、この曲はサークル「COOL&CREAT*森羅万象*IOSYS」さん等による原曲「U.N.オーエンは彼女なのか?」のアレンジ楽曲になります!
歌唱がクークリからまりおさんと森羅さんからあやぽんず*さん、作詞編曲がIOSYSさんのまろんさんとメンツが超豪華ですね。
すごく新しい曲で、今年の8月末に投稿された曲で、すでに220万回再生されています!
今年の東方キャラ人気投票にも影響を与えたとまで言われています!
もはや流石としか言いようのないまりお氏等の活躍に脱帽します…
曲は、インターネットで流行ったコンテンツを踏襲していき、ネットに篭ってる人ほど興奮させてくれる曲になっています。
そしてそこで無邪気なフレーズ「インターネット辞めろ辞めろ〜」が先ほどの該当者の方々にブッ刺さりますw本当に秀逸にできてる
こちらも頭を空っぽにして笑いながら見ましょう!いろんな悩みがが消し飛びます!
後書き
こちらは推敲後の文章になります。
着手が2週間前で、昨日の段階で6000文字。
ちょっとサボり気味かなくらいだったのですが事前に決めてたシナリオはあったので、進めるときは、割とサラサラと書けました。そして気づけば字数が大変なことに…
本当に…どうしてこうなった…
完全に見込みの甘さが出てますね。6時間くらいで終わると思ったら、気づけば18時間ずっとパソコンで執筆作業してました。マジでクリスマスイヴに何してるんだ…
後半は完全に深夜テンションで書いたので、文章がだいぶ乱れてますが暖かい目で見てやってください(懇願)
私個人の備忘録と布教を同時にやろうとしたのがだいぶ無理があったみたいでしたが、
書いてて楽しかったです!
ここで紹介できなかったダンカグ実装曲がまだ100曲以上あります。
新しいダンカグにもかつて収録されていた楽曲は頑張って入れるらしいので、
ぜひsteamなり、switchなりで遊んで、残りの100曲+αを楽しんでくれると嬉しいです。
最後に改めて。
慣れないブログ執筆作業で、読みづらい文章に仕上がっていることでしょうが、ここまで25000字余りの駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
あればまた次のアドカレで会いましょう!